【中京記念】連対率4割超えも伏兵扱い!「夏開催」で急浮上する至極の1頭

小回り小倉で巻き返しを狙うエルトンバローズ

小回り小倉で巻き返しを狙うエルトンバローズ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

中京記念(G3、小倉芝1800m)の重賞ランキング、「厩舎部門」を発表します。

今年は従来と異なり、小倉での開催となるこの重賞。そのためか、陣営側が意図的にここを使ってきたようにも見える出走馬が散見されます。中にはこの条件で幾度となく穴を開けたにもかかわらず、再びの人気薄になりそうな伏兵の名前も……どうぞチェックをお忘れなく!

▼小倉芝1800m厩舎別成績
第1位 杉山晴紀[ 7- 3- 1-22]
勝率21.2% 複勝率33.3%

第2位 奥村豊 [ 4- 2- 1-11]
勝率22.2% 複勝率38.9%

第3位 橋口慎介[ 3- 4- 3-21]
勝率 9.7% 複勝率32.3%

(※過去3年、レース参戦の厩舎に限る)

第1位は杉山晴厩舎で、小倉で行われた22年中京記念を6番人気の伏兵ベレヌスで制覇しています。今年はそのベレヌスに騎乗していた西村淳也騎手とのコンビで送り出すエルトンバローズ、そして軽ハンデを見越して格上挑戦を行うソレイユヴィータという布陣を敷き、再度の優勝を狙います!

注目の第2位は奥村豊厩舎。管理馬テーオーシリウスは小倉の芝と好相性を誇り、1勝クラス時に5番人気1着、2勝クラス時に8番人気1着、そしてG3小倉記念でも5番人気2着と、小倉芝では[2-1-0-1]連対率75%と巧者ぶりを発揮。幾度となく穴を開けたコースに替わる今回も再びの人気薄が予想され、近走の着順を無視して押さえる価値のありそうな1頭です!

第3位は橋口慎厩舎。アルナシームは今年の小倉大賞典で4着と敗れはしましたが、当時は1番人気に支持されたほどの素質馬。今回は以前よりも落ち着いたオッズになりそうなだけに、隠れた狙い目かもしれません!