【アイビスサマーダッシュ】11年続けて連対中!とある格言が導く激走馬とは

直線競馬を得意とする藤田菜七子騎手

直線競馬を得意とする藤田菜七子騎手


7月28日(日)に行われる電撃戦、アイビスサマーダッシュ(G3、新潟芝1000m)は「牝馬」が買い!

突然何のこと……?と思われたことでしょう。それではひとまず、こちらをご覧ください。

▼アイビスサマーダッシュ「性別」別成績
牡馬[1-2-2-30]
連対率 8.6% 複勝率14.3%

牝馬[4-3-3-31]
連対率13.2% 複勝率18.9%

▼牝馬の勝ち馬
23年1着 オールアットワンス(9人気・牝)
22年1着 ビリーバー(7人気・牝)
21年1着 オールアットワンス(1人気・牝)
20年1着 ジョーカナチャン(2人気・牝)
(※過去5年)

過去5年のアイビスサマーダッシュでは馬券になった15頭中10頭が牝馬であったほか、ここ最近は4年連続で牝馬が勝利。また連対ベースで見ても、2013年からの11年間は必ず牝馬が2着以内に好走しています。

「夏は牝馬」とは競馬ファンの間ではよく知られた格言。理由は諸説あるものの、やはりここでもその傾向は少なからず表れているようです。

そんな牝馬の中でも特にイチオシなのが「前走オープン重賞で1~3着」だった馬!該当馬成績は過去5年で[2-3-0-5]連対率50%と、軸候補にはうってつけの成績を残しています。

さて今年「牝馬」かつ「前走オープン重賞で1~3着」に該当するのはチェイスザドリーム、ファイアダンサー、マウンテンムスメ、モズメイメイの4頭。最終的には枠順なども加味しつつ、この中から軸を選びたいところです。

馬券的に面白そうなところは、新潟直線芝1000mで好成績を残している藤田菜七子騎手が騎乗するマウンテンムスメでしょうか。前走の韋駄天Sでも16頭立て14番人気ながら2着に激走。夏の新潟で女王コンビが誕生という快挙も見られるかもしれません!