【エルムS】直近は1~3着独占!該当馬6連勝中の「大波乱ダート攻略法」

20年エルムSを快勝したタイムフライヤー

20年エルムSを快勝したタイムフライヤー


8月4日(日)に行われるエルムステークス(G3、札幌ダ1700m)と言えば、大波乱ダート重賞として知られるレース。過去5年においても1番人気馬が[1-0-0-4]と不振で、毎年のように穴馬が激走を見せています。

ですがご安心を!実はこの重賞、ここ数年で不変の「攻略法」が存在します。ズバリ「前走函館ダ1700m」組を狙ってください!


前走函館ダ1700m[5-3-2-19]複勝率34.5%

●23年
1着 セキフウ(6人気)
3着 ロッシュローブ(10人気)
→前走マリーンS

●22年
1着 フルデプスリーダー(9人気)
2着 ウェルドーン(6人気)
3着 オメガレイボー(2人気)
→前走マリーンS

●21年(函館開催)
1着 スワーヴアラミス(4人気)
2着 オメガレイボー(7人気)
→前走マリーンS

●20年
1着 タイムフライヤー(1人気)
→前走マリーンS

●19年
1着 モズアトラクション(2人気)
→前走マリーンS

2着 ハイランドピーク(10人気)
→前走大沼S
(※過去5年)

なんと近5年では開催場所に関わらず該当馬が5連勝、22年に至っては馬券内を独占。またこれ以前にも18年に該当馬が優勝、17年にも連対と、総じて高い好走率を誇ります。

このような傾向が表れる理由としては、やはり開催時期が挙げられるでしょう。この季節に行われるレースとあって、避けて通れないのが猛暑の影響。うだるような熱気に体調を崩してしまう馬も少なくない中、すでに夏のレースを使って慣れが見込める馬に一日の長があると見てよさそうです。

そんな函館組の中でもイチオシなのは「前走1~2着」と上がり調子の馬。成績は[4-2-0-4]連対率60%と非常に堅実です。

そして今年のエルムステークスで「前走函館ダ1700m1~2着」に該当するのが、マリーンSを快勝したナチュラルハイ。芝ダートに関わらず7~9月の夏季に行われたレースでは5戦4勝と、これ以上ないほどの夏馬っぷりを見せています。

またもう1頭、忘れてはならない存在なのがサヴァです。前走の大沼Sでは初の北海道参戦にも関わらず、先述したナチュラルハイに先着。しかも斤量は当時より1キロ減の57キロで出走できるとあって、ここで初のタイトル奪取があっても驚けません!