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札幌記念の本命はあの達人!横山ファミリーとの秘話【予想コラム・夏のひとり琴】
2024/8/17(土)

皆さんこんにちは、成瀬琴です!
先週の関屋記念のコラムでは本命トゥードジボンが見事1着!そして相手のジュンブロッサムが3着に入り的中することができました。

と、その前に。突然ですが皆さん、誰かに守ってもらったことってありますか?ピンチの場面に登場する王子様…。女性の方は一度は憧れたことがあるシチュエーションではないでしょうか。
そんな全女性憧れのシチュですが、私、あるんですよ(笑)。とはいえこれはつい最近の話ではありません。だいぶ前、それこそ私が3歳くらいの頃の話です。
3歳くらいのとある日、家族ぐるみで付き合いのあった横山典弘騎手のファミリーと遊びに行った際にその事件は起こりました。奈良ではなく場所は定かではないのですが、鹿との触れ合い広場のようなところに入り込んだ小さな私は鹿に襲われてしまい…
絶体絶命のその時、私の目の前に現れたのが当時小学生くらいの横山和生騎手。鹿と私の間に立って「やめろよ!」と鹿から守ってくれたんです!
当時の私は「なんて勇敢な人なんだ!命の恩人だ!!」と感動していた思い出があります。見てくださいこの写真。ピンチを助けられたことで安心しきったのか、まるで怖がらずに鹿に餌やりをしています(笑)

鹿とは和解しました(笑)
それこそ鹿戸厩舎初の年度代表馬であるエフフォーリアの主戦を務めたのは横山武史騎手。そういえば昨年、たまたま札幌競馬場を訪れた日に横山武史騎手が通算500勝目のメモリアルVを達成したのですが、騎乗していたのは鹿戸厩舎所属のサンストックトンでした。

500勝達成時の横山武史騎手
積み重なった昔の思い出も相まって今でもレースを見る時は横山一家の皆さんを目で追いますし、応援にもつい力が入るんです。
夏季予想コラム”夏のひとり琴”4週目の札幌記念、私の本命は横山一家の大黒柱である横山典弘騎手が騎乗するステラヴェローチェ。
怪我による長期休養もありましたが、3月の大阪城Sでは58.5キロのトップハンデで勝利。 最後の直線の叩き合いで競り勝ったあたり、もう完全復調したと言っていいでしょう。

相手は昨年の覇者プログノーシス。春の香港以来の実戦ということで状態面が気にされそうな一頭ですが、春の香港から札幌記念に直行するのは昨年と同じローテーション。
前走クビ差で先着を許したロマンチックウォリアーはその後安田記念で日本の精鋭たちをまとめて撃破しており、そんな香港の名馬と接戦を演じた実力は今回のメンバーでもトップクラスと言っていいはずです。
もちろんジオグリフに騎乗する横山武史騎手、そしてこの日中京で行われるCBC賞でバースクライに騎乗する横山和生騎手のことも応援しています!
頑張れ、横山ファミリー!

父の引退式の一枚。私の後ろが横山典弘騎手でした
成瀬 琴 - Koto Naruse
茨城県出身。JRA鹿戸雄一調教師の長女。馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」の元メンバーで、現在は主にタレントとして活躍。現役ジョッキーや調教師とも仲が良く、横山家と家族ぐるみの付き合いがある。幼なじみの横山武史騎手のほか、C.ルメール騎手とも日頃から連絡取り合う仲。
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