【毎日王冠】【毎日王冠】今年は1頭のみ!6年続けて連対中の「絶好ポイント」に該当した伏兵

19年毎日王冠を差し切ったダノンキングリー

19年毎日王冠を差し切ったダノンキングリー


10月6日(日)に行われる毎日王冠には、軽視禁物の「絶好ポイント」があります。

ズバリ、出走馬の「東京マイル実績」に注目して下さい!


●23年
2着 ソングライン(1人気)
→23年安田記念、ヴィクトリアマイル1着など
3着 シュネルマイスター(2人気)
→23年安田記念3着など

●22年
1着 サリオス(1人気)
→22年安田記念3着
2着 ジャスティンカフェ(3人気)
→22年湘南S(3勝クラス)1着

●21年
1着 シュネルマイスター(1人気)
→21年NHKマイルC1着など
2着 ダノンキングリー(2人気)
→21年安田記念1着

●20年
1着 サリオス(1人気)
→19年サウジアラビアRC1着
2着 ダイワキャグニー(4人気)
→18年東京新聞杯3着など

●19年
1着 ダノンキングリー(1人気)
→18年新馬戦1着
2着 アエロリット(2人気)
→19年安田記念2着
3着 インディチャンプ(3人気)
→19年安田記念1着など

直近5年で馬券になった15頭中の11頭が「東京マイル戦で1着or重賞で3着以内」の経験があった馬。そのうち9頭の好走実績が「過去1年以内」のものであったこともポイントでしょう。

また同条件の該当馬は、18年1着アエロリットから現在6年続けて連対中。昨年こそ優勝記録が途切れたものの、22年までは5年連続で勝ち馬を輩出していました。

上記のような傾向が表れる理由の1つに、開催時期が挙げられます。例年、毎日王冠が行われるのは秋の東京開幕週で芝の状態は絶好。レースは速い時計での決着になりやすく、22年の勝ち馬サリオスに至ってはコースレコードを記録したほどです。

このような背景もあり、1800mのレースといえど1600mに近いスピード適性を求められるのが毎日王冠の特徴。それだけに、同じく東京でのスピードマイルを好走してきた馬が力を発揮しやすいのでしょう。

そして今年のメンバーで、「1年以内に東京マイル戦で1着or重賞で3着以内」の経験を持つ馬は……なんと、24年東京新聞杯3着ホウオウビスケッツただ1頭のみ。

ホウオウビスケッツ
→24年東京新聞杯3着

また同馬は3歳時のフリージア賞(1勝クラス、東京芝2000m)を1分59秒3の好時計で快勝。東京芝ではダービー6着を除き[1-0-1-1]と隠れたコース巧者でもあります。連勝したのが洋芝の函館の小回りだからと適性を疑われるようであれば、馬券的に面白い1頭です!