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【2歳馬情報】3日間開催の初日にダービー馬の弟が登場!
2024/10/7(月)
先週から秋の東京開催、京都開催、新潟開催がスタートし、2歳戦もより一層の盛り上がりを見せる。2週目となる今週もダービー馬の弟など多くの良血馬がスタンバイ。厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していこう。
◆10月12日
●京都芝2000m
ファラオ(牡、エピファネイア×リトルブック、栗東・辻野厩舎)
半兄ロジャーバローズ(日本ダービー勝ち馬)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)は、CW6F83秒3-11秒9。「この血統らしくスラリと見せる中距離タイプ。9月上旬に再入厩し、ここまで入念な乗り込みを消化。瞬発力に秀でたタイプではないが、兄同様に持久力とスタミナは豊富』と記者の話。鞍上は浜中騎手の予定。
ナグルファル(牡、エピファネイア×ランドオーバーシー、栗東・杉山晴厩舎)
半兄サトノエピック(現2勝、東京ダービー2着、※現役馬の成績は10月4日現在のもの、以降同)。追い切りはCW6F84秒0-11秒4。2週前も近い時計を出しており、デビューへ向け順調に進んでいる。鞍上は川田騎手の予定。
リガーレ(牡、キズナ×シスタリーラヴ、栗東・池江厩舎)
半兄ディープモンスター(現5勝、菊花賞5着)。追い切りはCW6F81秒6-11秒4と、全体、終いともに優秀な時計が出ている。
ジーティーアメリカ(牡、サートゥルナーリア×ウィキッドリーパーフェクト、栗東・吉岡厩舎)
半兄ハートレー(ホープフルS勝ち馬)。追い切りはCW5F71秒7-11秒8の時計が出ている。
ロットブラータ(牡、エピファネイア×エマノン、栗東・平田厩舎)
母は4勝。半兄エマヌエーレ(現3勝)、おじスワーヴリチャード。追い切りはCW6F81秒5-11秒8の好タイムをマークしている。
●京都ダート1800m
インターアーバン(牡、アジアエクスプレス×ソーディヴァイン、栗東・野中厩舎)
母は3勝。おばソーミラキュラス(TCK女王盃3着)。追い切りはCW6F83秒5-11秒4。特に終い2Fの11秒4-11秒4は評価できる。鞍上は団野騎手の予定。
●新潟芝1600m(牝馬限定)
ルックフォラスター(牝、エピファネイア×サウンドオブハート、美浦・国枝厩舎)
母は6勝、阪神牝馬S勝ち馬。9月22日の中山芝1800m戦を除外となり、ここへ回る予定。1週前はウッド5F68秒2-11秒9だが、ここまでウッド6F81秒4など速い時計を複数マークしており、除外で伸びたぶん仕上がりは他馬をリードしている印象だ。
アップライト(牝、アドマイヤマーズ×カリンバ、美浦・嘉藤厩舎)
母は2勝。半姉チェレスタ(現2勝、ローズS2着)。追い切りはウッド5F67秒4-11秒8。2週前にはウッド5F66秒7の時計が出ている。
オルロジェール(牝、ナダル×デルニエオール、栗東・池江厩舎)
母は2勝、フィリーズレビュー3着。おじオルフェーヴル(G1を6勝)、ドリームジャーニー(G1を3勝)。CW6F82秒4-11秒8と水準レベルの時計は出ており、動きも良好のようだ。鞍上は荻野極騎手の予定。
◆10月13日
●東京芝1600m
ライネリーベ(牝、サトノダイヤモンド×ロスヴァイセ、美浦・木村厩舎)
母は3勝。半兄スキルヴィング(青葉賞勝ち馬)。追い切りは、ウッド6F83秒0-11秒7の時計が出ている。
●東京芝1400m
ソルナシエンテ(牡、ニューイヤーズデイ×ギーニョ、栗東・藤岡厩舎)
母は2勝。半兄ロンギングエース、スワーヴジョージ(ともに3勝)、おばトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯勝ち馬)、おじサイレントディール(重賞3勝、フェブラリーS2着)。5日の新潟芝1400m戦を除外。時計はCW6F83秒2-11秒5。2、3週前の坂路も含め、好内容の追い切りが続いている。
●京都芝1800m
コリカンチャ(牡、ブリックスアンドモルタル×アロマティコ、栗東・斉藤崇厩舎)
母は6勝、G1で3着2回。半兄ジオグリフ(現3勝、皐月賞勝ち馬)、アルビージャ(現4勝)。追い切りはCW6F86秒4-11秒8の時計が出ている。鞍上は団野騎手。
●京都芝1200m
コーラルクラウン(牡、サートゥルナーリア×モルジアナ、栗東・福永厩舎)
母は4勝。半姉コラリン(現2勝、カンナS1着)、おじシャケトラ(重賞3勝)。追い切りは坂路51秒6-12秒6。「半兄コラリン同様に寸が詰まり気味の短距離体型。前向きな性格で適性距離は1200〜1400mまでか。母系の血統面から2歳時から走れる仕上がり早」と記者の話。福永厩舎は先週までの2歳戦・芝1400m以下で複勝率85・7%。1200m戦出走の本馬も期待が高まる。
◆10月14日
●東京芝1800m
デンクマール(牡、モーリス×リリーノーブル、美浦・田中博厩舎)
母は2勝、G1で2着2回。追い切りはウッド6F81秒3-11秒6。「父の産駒らしく巨漢でパワフルな馬力型。前進気勢もあり、重厚なマイラーになりそう。広くて直線の長い東京は合っている」と記者の話。鞍上はルメール騎手の予定。
シオーグ(牝、Wootton Bassett×Deirdre、栗東・中竹厩舎)
母は8勝、国内外でG1を2勝。おじフリームファクシ(現3勝、きさらぎ賞勝ち馬)。追い切りは、坂路53秒1-13秒5。デビューへ向け、更に上げていきたい。鞍上は武豊騎手の予定。
◆2歳新規入厩
フィールドノート(牡、ロードカナロア×フィンレイズラッキーチャーム、美浦・木村厩舎
半兄シックスペンス(現3勝、スプリングS勝ち馬)
アルマデオロ(牡、レイデオロ×シュガーハート、栗東・清水久厩舎)
半兄キタサンブラック(G1を7勝)、シュガークン(現3勝、青葉賞勝ち馬)
モルビド(牝、ブリックスアンドモルタル×マルセリーナ、栗東・中内田厩舎)
母は桜花賞勝ち馬。半兄ヒートオンビート(目黒記念勝ち馬)、ラストドラフト(京成杯勝ち馬)、おじグランデッツァ(重賞3勝)
ギフテッド(牝、モーリス×ルパン2、美浦・武井厩舎)
半兄ファントムシーフ(現3勝、共同通信杯勝ち馬)、ディスペランツァ(現3勝、アーリントンC勝ち馬)
セナスタル(牝、Sottsass×ヌーヴォレコルト、栗東・安田翔厩舎)
母はオークス勝ち馬
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