【菊花賞】秋華賞もズバリ!名手アンカツが「令和のうんこたれ蔵」ダノンデサイルを斬る!

京成杯を快勝しているダノンデサイル

京成杯を快勝しているダノンデサイル


先週の秋華賞は◎〇☆大本線的中!

昨年の菊花賞を自信の本命タスティエーラでズバリ仕留めた「アンカツ」こと安藤勝己さんが、菊花賞(G1、京都芝3000m)を元ジョッキーの視点から予想します!

アンカツさんといえば2003年にザッツザプレンティで菊花賞を勝利。今週も信頼度バツグンの予想は見逃し厳禁です!

☆ポイント☆
  • ダービー馬ダノンデサイルの取捨

今年の菊花賞は良くも悪くもダノンデサイルの取捨に尽きるやろね。

道中でボロ(うんこ)をしながら走って勝った京成杯の時に、レース後のX(旧Twitter)で

「最後の反応からもギアを残しながらの勝利(~中略~)今後ポカあったとしても追いかけておきたい」(原文ママ)

とつぶやいた通り、9番人気で勝ったダービーはフロックでも何でもない。

自分でSNS発信しておいて皐月賞除外で無印にしてもうたダービーはホンマ痛恨やったけど(苦笑)、改めて能力はとんでもないで、まともに走れば菊花賞でも好勝負は間違いないやろ。

京成杯では今回人気を二分するアーバンシックを2着に破っとる。コース適性の差や当時はルメールが乗っとらんとしても、春の時点で優劣は付いとる感じや。夏を越してどこまで能力差が縮まったか、こればっかりは実際に走ってみないと何とも言えんわな。

ダービー以来のぶっつけ本番も、昨年の菊花賞でオレが◎を打ったタスティエーラが2着に入っとる。ダノンデサイルも実質的に京成杯から休み明けでダービーを勝っとるように、出走間隔があいても力を出せるタイプやから問題ないやろ。

不安要素を挙げれば4着に敗れた京都2歳Sみたいな競馬になった時やな。当時は発馬がひと息で後方から道中外々を回るロスの多いレースで、今回の菊花賞と同じく内枠がかえってアダになったパターンや。

いくら3歳馬同士では能力が抜けとる言うても、あんな形になるとさすがに苦しいかもしれん。京都の内回り2000mと違って菊花賞の舞台となるのは外回りやし、内がポッカリ空くことがあるとはいえ、今回はスタートが鍵になりそうや。

先週の秋華賞も大本線的中! 実際に菊花賞を勝ったアンカツさんの最終結論は【アンカツG1予想】で公開中です!

(元JRA騎手)