【天皇賞・秋】名手同士の心理戦に注目!2021年3強対決◎〇▲的中の必見アンカツ予想

06年天皇賞・秋をダイワメジャーで勝ったアンカツさん

06年天皇賞・秋をダイワメジャーで勝ったアンカツさん


2024年のG1予想も絶好調!各種メディアやYouTubeで活躍中の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、天皇賞・秋(G1、東京芝2000m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

アンカツさんは2006年にダイワメジャーで天皇賞・秋を勝利。2008年は同世代のライバル女傑ウオッカにハナ差及ばずも、名牝ダイワスカーレットに騎乗して2着に入っています。今週も信頼度バツグンの予想をお見逃しなく!

☆ポイント☆
  • 「3強」の位置取りと騎手心理

今年はドウデュース、リバティアイランド、レーベンスティールの3強ムードやけど、各馬のポジションが重要になりそうやね。

この3頭はどれも脚質に幅があるで、流れ次第でレースプランを自在に組み立てられる反面、ライバル2頭の競馬によってはジョッキー心理的に位置取りが難しくなる。

例えば今年と同じく世代を超えた3強対決やった2021年の天皇賞・秋なんか、グランアレグリアがまさかの先行策で先に抜け出したところを、好位を追走したオレの本命馬エフフォーリアが襲い掛かり、直線勝負に賭けた1番人気コントレイルが続く形やった。

結局は、先に仕掛けたグランアレグリアが苦しくなったところを、エフフォーリアが豪快に差し切り。最後に動いたコントレイルは結果的に脚を余した感じで2着に敗れたのが印象的やったね。

普通なら2頭を目標にしたコントレイルが勝っとる競馬やで、あれをユーイチ(福永現調教師)のせいにはできん。結果論になるが勝ったエフフォーリアが強かったで、あと騎乗した(横山)武史も当時は良い意味で怖いもの知らずやったのも良かったんやろうね(笑)。

話を今年の3強に戻すと、ファンの皆さんもご承知のとおり(武)ユタカちゃん、(川田)ユウガ、ルメールと日本を代表する歴戦の名手ぞろいや。

ただ、経験豊富とはいえお互い出方をうかがうあまり、『三すくみ(ヘビはナメクジをこわがり、ナメクジはカエルをこわがり、カエルがヘビをこわがる様子から「お互いに動きがとれなくなる」という意味)』の形になるかも分からん。

こうなると道中や勝負所で下手に動けんで、オレが【アンカツG1予想】で☆(◎○▲以外で勝てる可能性がある穴馬)を打った3強以外の馬にも、付け入るスキがあるかもしれんよ?

2006年は4番人気ダイワメジャーで道中2番手から快勝!実際に天皇賞・秋を勝ったアンカツさんの最終結論は【アンカツG1予想】で公開中です!

(元JRA騎手)