【エリザベス女王杯】出走馬格付けバトル!レガレイラを退けて総合1位に輝いた女王候補

昨年はブレイディヴェーグが抜け出し快勝

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G1出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は11月10日(日)に行われるエリザベス女王杯(G1、京都芝2200m)を、「格」「芝2000~2200m適性」「京都コース実績」の3項目にスポットを当て、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 スタニングローズ(5P)
→22年秋華賞(G1)1着、オークス(G1)2着など

2位 レガレイラ(3P)
→23年ホープフルS(G1)1着

3位 シンリョクカ(1P)
→24年新潟記念(G3)1着、22年阪神ジュベナイルF(G1)2着

格部門はG1馬2頭がツートップ。中でもオークスでも2着の実績を持つスタニングローズを1位としました。また前走が重賞初制覇ながら、2歳時にG1で連対歴のあるシンリョクカが3位にランクインです。

▼芝2000~2200m適性トップ3
1位 ホールネス(5P)
→[4-1-1-0]連対率83.3%

2位 シランケド(3P)
→[3-1-1-0]連対率80%

3位 サリエラ(1P)
→[2-1-0-3]連対率50%

3位 スタニングローズ(1P)
→[2-0-0-2]連対率50%

芝2200mという距離を経験した馬が少ないため、中距離戦という観点より集計対象を2000~2200mに拡大。重賞を含めこれまで一度も馬券から外れたことのないホールネスがトップとなりました。その後に同じく3歳以降は複勝率100%を維持しているシランケド、素質馬サリエラと続きます。

▼京都コース実績トップ3
1位 ハーパー(5P)
→[0-0-2-0]※23年エリザベス女王杯3着、秋華賞3着

2位 キミノナハマリア(3P)
→[1-2-0-1]連対率75%

3位 ゴールドエクリプス(1P)
→[2-1-0-2]連対率60%

今回の格付けで最も難航したのが京都コース実績部門。出走回数が集計対象となる3戦未満のため本来は候補外ながら、2度の3着がいずれもG1であるハーパーを1位で選出しました。

それに続くのが京都コース実績で高連対率の2頭。本来であれば2勝を挙げているゴールドエクリプスを上に取りたいところですが、同馬は最新2戦の京都コースでいずれも2ケタ着順に敗退している点を鑑みてキミノナハマリアを上位に取りました。

▼総合トップ3
1位 スタニングローズ(6P)
2位 ホールネス(5P)
2位 ハーパー(5P)

大接戦をポイント争いを僅差で制したのは秋華賞馬スタニングローズ。近走は今ひとつ実力を出し切れていませんが、G1を勝てるほどの才能を秘めていることは確か。初の京都で約2年ぶりの勝利が期待されます。

加えて充実著しい上がり馬ホールネス、実力馬ハーパーの復活も気になるところ。G1馬が貫禄を見せるか、それとも新たな女王の誕生なるか。目が離せない1戦です!