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【エリザベス女王杯】名手アンカツが熱視線!「クィーンスプマンテの再現」が期待できる人気薄
2024/11/8(金)

07年のエリザベス女王杯を勝ったダイワスカーレット
昨年は自信の本命ブレイディヴェーグから大本線でズバリ!
各種メディアやYouTubeで活躍中の「アンカツ」こと安藤勝己さんがエリザベス女王杯(G1、京都芝2200m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します。
アンカツさんは2007年にダイワスカーレットでエリザベス女王杯を勝利。今週も実際に勝ったレースだから分かる信頼度バツグンの予想にご注目ください!
- 秋華賞組がいない「3歳vs古馬」の力関係
これは毎年言うてることやけど、エリザベス女王杯は「世代間のレベル差」を避けては通れん。
ただ、今年は最近活躍が目立つ秋華賞組が1頭もおらん。3歳馬は同馬主、同厩舎の2冠牝馬チェルヴィニアと使い分ける形でエリ女に使ってきたレガレイラしかおらんで、例えれば「レガレイラvs古馬」の図式やな。
とはいえ、迎え撃つ古馬勢も牝馬3冠馬リバティアイランドは不在。去年オレが◎を打ったブレイディヴェーグは来週のマイルCSへ回り、マスクトディーヴァは屈腱炎を発症して引退してもうた。
実績的には22年の秋華賞馬スタニングローズあたりに頑張ってもらわんといかんところやけど、古馬になってからスランプ気味やからね。昨年にも増して古馬勢にこれと言った馬がおらんのは悩ましいところや。
そうなると今年は2歳のホープフルSから勝利が遠ざかっとっても、唯一の3歳馬レガレイラを中心に据えるべきやろ。乗り難しい馬やで出遅れや後方待機策で自滅的な負け方をするパターンが多いけど、脚力はG1馬そのものやと思っとる。
脚質的に京都外回りの芝2200mは絶好やで、去年のブレイディヴェーグも当時は重賞を勝っとらん2勝馬やからね。今年の面子なら器の違いで格好は付けられるやろ。
馬券的に面白そうなんはドングリの背比べ状態の古馬勢から、オレが【アンカツG1予想】で☆(◎○▲以外で勝てる可能性がある穴馬)を打った人気薄や。
ファンの皆さんは距離がどうかと思うかもしれんが、エリザベス女王杯は後方に鋭い決め手がある馬がおると、他の有力馬は無理に追いかけん。オレがブエナビスタ(3着)に乗って差し遅れた2009年のクィーンスプマンテ&テイエムプリキュアみたいになるかもしれんよ(苦笑)。
2007年にダイワスカーレットでエリザベス女王杯を勝利!09年3着ブエナビスタなどに騎乗した経験を踏まえた名手アンカツさんの最終結論は、【アンカツG1予想】で公開中です!
(元JRA騎手)
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