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【ジャパンC】ここがドゥレッツァの最適条件!?「一番合うかも」と師が語る
2024/11/20(水)
昨年の菊花賞以来の勝利を目指すドゥレッツァ
ジャパンC
ドゥレッツァ
尾関知人調教師
——ドゥレッツァにとって初の海外競馬挑戦となった前走のインターナショナルステークスは5着でした。調整過程の馬の様子も踏まえて、レース内容を振り返ってください。
尾関調教師(以下、尾):輸送も上手くクリアしてくれましたし、現地での調整もスムーズにいって良い状態で送り出せたと思います。レース自体は思っていたような展開にならず厳しい形になりましたが、それでも見せ場十分の5着とよく頑張ってくれたと思います。
斤量も上位馬より重い61キロを背負っていましたからね。4着馬のブルーストッキングがその後凱旋門賞を勝ったように、強いメンバーが揃ったなかで良い内容の競馬ができたと思います。
——この中間の過ごし方を教えてください。
尾:レースで頑張った分もあって帰国してすぐは体が減りましたが、その後順調に回復したので当初の予定通りジャパンカップに向けて調整してきました。放牧先のノーザンファーム天栄からは10月末に厩舎へ戻しています。
——11/13(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。
尾:帰厩後も徐々に状態が上がってきていたので、1週前追い切りをしっかりできるなと思っていました。ただそのなかでもいつもよりは力みが見られたので、前の馬を追走するときにガマンするところを作る意図で併せ馬を行いました。
追い切りではやはり前半は力み加減でしたが、よくガマンできていましたし、直線で相手と併せてからはしっかり動けていました。時計、動き共に納得のいく追い切りができたと思います。
——帰国後初戦になりますが、前走時と比較して状態面についてどう感じていらっしゃいますか。
尾:同じくらいのレベルまで上がってきてくれています。まだレースまで時間がありますし、更に良い状態へ持っていけるようにしたいと思っています。
——東京2400初参戦ですが、舞台適性への見通しは。
尾:これまで東京2400は使っていませんが、今までこの馬の競馬を見てきたなかで「1番合うのではないか」と思っていました。今年の春先からそのイメージがあったので、早い段階から秋はこのジャパンカップを大目標として考えていました。
——レースへ向けて意気込みをお願いします。
尾:まだ今年は勝利という結果を得られていませんが、去年の菊花賞のようなパフォーマンスを発揮できれば、このような大きいレースでも十分上位争いができると思っています。
これだけ良いメンバーが揃うレースに参加できることを光栄に思いますが、それだけで満足せず、そのなかで良い結果を残せるようにスタッフ共々レースまで頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。
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