【2歳馬情報】注目の良血馬！リバティアイランドの妹が京都でデビュー！

【朝日杯フューチュリティステークス】来年の主役？いいえ、ここが本番です。攻略のカギは完成度！

提供：重賞トレンドジャッジ

秋の東京開催も終わり、今週から中山競馬がスタートする。一方阪神改修の影響で継続開催になる京都では多くの良血馬がスタンバイ。厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。

◆11月30日

●中山ダート1800m

サザリーバスター(牡、ドゥラメンテ×メリート、美浦・萩原厩舎)
母は豪州G1を2勝。半兄キャンベルジュニア(重賞2着3回)。1週前追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)は、ウッド6F82秒8－11秒4と上々の時計をマークしている。

●京都芝1800m

マディソンガール(牝、キズナ×ヤンキーローズ、栗東・中内田厩舎)
半姉リバティアイランド(現5勝、G1を4勝。※以降も現役馬の成績は11月22日現在)。追い切りはCW6F83秒1－11秒2。｢均整の取れた好馬体。この血統らしい軽さがある。稽古は長めからビシビシ攻められて時計も水準以上。現時点で姉と比較するのは酷だが素質は確か｣と記者の話。鞍上は川田騎手の予定

ショウヘイ(牡、サートゥルナーリア×オーロトラジェ、栗東・友道厩舎)
おばミッキークイーン(G1を2勝)、いとこブレイディヴェーグ(現4勝、エリザベス女王杯勝ち馬)。追い切りはCW6F81秒4－11秒2の好タイム。11月6日の時点でCW6F82秒1－11秒7が出ており、仕上がりは他馬以上に進んでいるイメージだ。鞍上はCデムーロ騎手の予定。

セシアンベリル(牝、サートゥルナーリア×モルガナイト、栗東・武幸厩舎)
半兄ブラックスピネル(東京新聞杯勝ち馬)、半姉モーヴサファイア(5勝)、インフィナイト(サウジアラビアロイヤルC2着)。追い切りは芝コースで5F62秒台、1F12秒台半ば。2週前のCWでは6F79秒1－12秒1の速い時計をマークしている。鞍上はルメール騎手の予定。

ヨヒーン(牝、キズナ×レディイヴァンカ、栗東・杉山晴厩舎)
母は北米G1勝ち馬。セレクトセール1億3200万円(税込)。追い切りは坂路54秒5－12秒4の時計が出ている。

●中京ダート1800m

フィングステン(牝、ドレフォン×アドヴェントス、栗東・西園正厩舎)
母は3勝。おばトールポピー(G1を2勝)、アヴェンチュラ(秋華賞勝ち馬)、おじフサイチホウオー(重賞3勝)。CW6F79秒8－12秒2と、西園厩舎らしく速い時計が出ている。鞍上は亀田騎手の予定。

◆12月1日

●中山芝2000m

サンリットアワーズ(牡、Earthlight×Olive Grove、栗東・中内田厩舎)
祖母は英米でG1を4勝。追い切りはCW6F81秒2－11秒5。｢稽古は約1ヶ月かけて坂路、ウッドチップで入念に積んでいる。併せ馬も意欲的に行われており、時計的も新馬戦から勝ち負けレベルにある｣と記者の話。鞍上は津村騎手の予定。

スモーキーゴッド(牡、シルバーステート×アガルタ、美浦・萩原厩舎)
半兄マイネルオフィール(平地6勝、障害2勝)、半姉プロレタリアト(4勝)。追い切りは併せた相手に遅れたものの、ウッド6F82秒0－11秒5の好タイムをマークしている。

プロメテドール(牝、ブリックスアンドモルタル×カラライナ、美浦・久保田厩舎)
母は北米G1を3勝。半姉ウィズグレイス(2勝)は東京2000mの2歳未勝利戦でレコード勝ち。追い切りはウッド6F82秒9－12秒4が出ている。鞍上は菅原明騎手の予定。

スターライトナイト(牝、ルーラーシップ×ムーンライトナイト、美浦・伊藤大厩舎)
母は3勝。おじブラックブロッサム(4勝)、おばポレンティア(フェアリーS3着)。ウッド6F82秒8－12秒2と終いは少々時計がかかったが、全体は上々だ。鞍上はドイル騎手の予定。

●京都芝1400m

パヴィーア(牝、Medaglia d’Oro ×Pavini、栗東・田中克厩舎)
近親パントレセレブル(凱旋門賞などフランスG1を3勝)。追い切りはCW6F82秒6－11秒8。｢背中は短めで胴の詰まったコンパクトな体型。ピッチ気味の回転数の多い走法から、適性はスプリントだと思われる。稽古通りなら初戦から上位争いに｣と記者の話。鞍上は北村友騎手の予定。

スパニッシュソング(牝、ドゥラメンテ×スパニッシュクイーン、栗東・中内田厩舎)
母はアメリカンオークス勝ち馬。兄姉に目立った馬はいないものの5頭中4頭が勝ち上がり。追い切りはCW6F83秒3－12秒0が出ている。鞍上は西村淳騎手の予定。

●京都ダート1800m

ソニックステップ(牡、ドレフォン×ステップオブダンス、栗東・高野厩舎)
母は関東オークス3着。坂路55秒8－11秒8と終い重点とはいえ1F12秒を切ったことは評価できる。

シュドゥン(牝、ルヴァンスレーヴ×ヌチバナ、栗東・上村厩舎)
半兄ミッキーヌチバナ(現5勝、アンタレスS勝ち馬)、おじソロル(マーチS勝ち馬)。追い切りはCW5F69秒9－11秒6の時計が出ている。鞍上は団野騎手の予定。

◆2歳新規入厩

キムケンフォトン(牝、レイデオロ×シェリール、栗東・矢作厩舎)
半兄ムスカテール(目黒記念勝ち馬)、グロンディオーズ(ダイヤモンドS勝ち馬)