【朝日杯フューチュリティS】今週は1頭だけ!阪神JF1~3着馬の「共通点」から見えた軸候補

阪神JFで初G1制覇を果たした岩田望来騎手

阪神JFで初G1制覇を果たした岩田望来騎手


突然ですが、先週「5→8→7人気」で決まった阪神ジュベナイルFの好走馬に、とある共通点があったことはご存じでしょうか。

毎週のように予想と向き合い、馬券と格闘しているファンの方々であればすでにお気づきでしょう。そう、1~3着馬がもれなく「距離短縮&前走連対」した馬だったのです!

●24年阪神ジュベナイルF
1着 アルマヴェローチェ(5人気)
→前走札幌2歳S(札幌芝1800m)2着

2着 ビップデイジー(8人気)
→前走紫菊賞(京都芝1800m)1着

3着 テリオスララ(7人気)
→前走萩S(京都芝1800m)1着

ご存じの通り、今年の京都競馬場は10月から12月までの10週以上にわたる超ロングラン開催を施行。芝コースの直線はどこを通っても砂埃が上がるほどに荒れており、実際に走る距離以上のスタミナが求められているものと考えられます。

今週にはコースがC→Dに変更されることで、内ラチ沿いが多少走りやすくなる京都の芝。とはいえ焼け石に水なことは否めず、先週と同じくタフなレースになることは想像に難くないでしょう。

もちろん朝日杯フューチュリティステークス(G1、芝1600m)も、同様に場所を阪神→京都へ移しての開催。前例やデータが乏しいだけに、先週の結果は非常に重要なサンプルとなりえます。

そして今回「距離短縮&前走連対」に該当したのは……なんと、ミュージアムマイルのみ!

?着 ミュージアムマイル
→前走黄菊賞(京都芝2000m)1着

京都1勝クラス勝利からの臨戦は、先週8番人気2着に激走したビップデイジーとも酷似。今回はさすがに上位人気は免れなさそうですが、それでも馬券では中心視しておきたい1頭です!