【中山金杯】得意の中山でクリスマスパレードが初笑いへ!

このコースで紫苑Sを勝っているクリスマスパレード

このコースで紫苑Sを勝っているクリスマスパレード


中山金杯
クリスマスパレード
伊藤祥徳調教助手

——初G1挑戦となった前走の秋華賞は5着でした。レース内容を振り返ってください。

伊藤助手(以下、伊):初めての京都遠征、初めてのG1挑戦という条件のなかで、同世代のトップクラスとも十分戦える能力を持っていることを実証するような中身の濃い内容でしたし、褒められるべき走りだったと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

伊:前走後は放牧に出しました。レベルの高い前走で頑張った分、疲れが見られましたし、牧場でも精神的にピリピリモードが続いている感じだったので、リラックスさせてあげるためにジックリと時間をかけて立ち上げてきました。牧場でも良い雰囲気でしたし、帰厩後も問題なくきています。

——12/25(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

伊:1週前はしっかり負荷をかけよう、と思っていました。スピードのある馬を前に置いて、それを追いかける形で直線抜け出すというイメージ通りの追い切りができました。動きも良かったです。

——休養期間を挟んで馬の変化を感じるところは。

伊:それほど大きく変わった感じはありませんが、相変わらず力強さがあってバネ感の強いフットワークを見せています。これまでナイターのダート競馬などいろんな経験を積んできて、そのひとつひとつを糧としながら成長してきた子なので、前走の経験はとても大きな糧になると思います。

見た目には大きな変化がなくても、中身はもうひとつ上のレベルへ進んでいるのではないか、と期待しています。

——明け4歳初戦を迎えます。レースへ向けて意気込みをお願いします。

伊:いろんな経験をしながら力をつけている良い流れのなかで、得意の中山で今年初戦を迎えられることは大きなメリットだと思います。

この子にとっては年長馬との対戦は初めてですし、牡馬との対戦も久し振りですが楽しみは大きいですよ。今回の経験もまた良い糧となるでしょうし、力をつけながら今年もまた大舞台を目指していきたいです。