鏡開きさせていただきました【柴田大知コラム】

柴田大知

新年初日は巳年の年男ということで、1R前にウィナーズサークルで鏡開きをさせていただきました。一緒に参加した明良(菅原)がもうすぐ24歳と聞き、二回りも違うことにビックリ!振り返れば随分昔にやった記憶があるので、それこそ彼が生まれた24年前だったのかもしれません。まだジョッキーを続けていられることを改めて有難く思いました。

レースではアイアンオバーカム(4着)が最高着順。いいところを持っている馬だと思っていたので、ようやく次に繋がる競馬ができてひと安心。15番人気でしたがフロックではなく次走が楽しみです。

この土曜は中山で5鞍に騎乗します。4R(新馬)フランシナテソーロ5R(新馬)クァタルティは明日(金曜)の調教で初めて乗せていただきます。直前に掴んだ感触をレースに繋げたい。7Rパトリオティズムは調教で大きく変わったところは感じませんが、東京よりは中山というタイプ。立て直したこのタイミングでキッカケを掴んであげたい。

8Rスプランドゥールは格上挑戦になりますが、中間に乗せていただいて休養前よりもしっかりしたという印象。初距離で新味を出してあげられませんか。10Rササヤキの前走はゲートの中でジッとしていられず、スタートが決まらなかったのが痛かった。今回もそのあたりがカギになりますが、思い切った競馬を考えています。

日曜も中山で2鞍に騎乗します。7Rスコプルスはデビュー当時以来に乗せていただきます。地方から戻ってきて年末に使っての2走目。長めの距離は合いそうなので、いい面を引き出してあげたい。8Rキタノライジンはいつも書くのですが、もっと走れそうな雰囲気を感じさせる馬。1800mに戻してキッカケを掴みたいところ。

祝日開催の月曜も中山で2鞍に騎乗します。5R(新馬)イタリックタイプはずっと追い切りに跨らせていただいて、しっかり乗り込んできました。気のいいタイプで初戦から現時点の力を出し切ってくれそう。ダート1200mも合うと思うので楽しみです。9Rベラジオボッキーニはダートに戻して2400mにガラッと条件を替えます。追走面を楽にして適性を見出してあげたい。

月曜に競馬があったのであっという間の週末。3日間開催後は調教も大変なので、来週が終わるまで関係者はてんやわんやです。それに加えて年末からの除外ラッシュで、この頭数でもよく入ってくれたとホッとしたくらい。馬体重の増減が多いのは出馬の難しさからきており、ファンの皆さんにとってもパドックが重要な時期かもしれません。