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【シルクロードS】勢い十分!安定感抜群のカピリナが重賞制覇に挑む
2025/1/29(水)
連勝中と勢いのあるカピリナ
シルクロードS
カピリナ
田島俊明調教師
——前走の南総ステークスは1着でした。レース内容を振り返ってください。
田島調教師(以下、田):ゲートで躓いて出遅れましたが、上手く盛り返して流れに乗れましたし、最後は少し狭いところに入ってもしっかり脚を使えていたので、収穫の大きい内容だったと思います。勝てて良かったです。
——今回シルクロードステークスを選択した意図は。
田:1200という条件と、レース間隔がちょうど良いということで選びました。
——この中間の過ごし方を教えてください。
田:前走後は短期放牧に出して、年末に帰厩しました。その後も順調に調整できています。
——1/22(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。
田:2週前追い切りで良い時計を出していたので、1週前はそれほどやり過ぎないように、前にあまり速くない馬を置いて最後に並べていければと思っていました。最後も11.8とまずまずの時計も出て良い動きでしたし、予定通りの追い切りができました。
——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。
田:大きな変わりはなく、好調をキープできている感じですね。
——現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。
田:総合力の高さでしょうか。芝1200に路線変更してから、こちらが何か特別なことをしなくても順調に勝ち上がってくれました。最初は血統面を考慮してダート路線で使い始めてそれなりに走っていましたが、流れに乗れていない面もありました。
ストロングポイントとは違いますが、条件を変えながら、流れに乗ってコントロールのきく走りができるようになってきたことが好成績に繫がっているのかなと思います。
——今後の成長を期待しているところは。
田:今のところこれといって弱い面がないので、このまま順調にレース経験を積みながらの成長があれば十分かと思います。前走はゲートが上手くいきませんでしたが本来は普通に出られますし、特に課題らしい課題はありません。
——初めての関西圏への遠征となりますが、京都芝1200という舞台適性への見通しは。
田:北海道でも走っているので、輸送に関してはある程度対応できると思っています。開幕週とはいえ、京都は昨年使い続けていたので綺麗な馬場ではないと思いますし、ダートをこなせるタイプのこの馬にとっては良いのではないかと考えています。
——明け4歳初戦を迎えます。レースへ向けて意気込みをお願いします。
田:初オープン、初重賞挑戦になりますが、今の流れでいければある程度は対応してくれるのではないか、と思っています。強い相手に自分の競馬をしてどこまでやれるか、楽しみにしています。
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