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【京都記念】1~3着馬の8割が該当!「絶好ポジション」から抜け出す前走ワケアリの1頭
2025/2/15(土)

昨年の京都記念で9番人気ながら3着に粘ったバビット
冬場に行われる芝の中距離重賞ということもあって、例年なかなか頭数が揃わない京都記念(G2、京都芝2200m)。
今年も例に漏れず、出走頭数は控えめ。急遽参戦を表明したフォワードアゲン、ダートの重賞オープン特別を3週続けて除外の憂き目にあったメイショウユズルハを含めても12頭立てとなりました。
競馬に絶対は無いとはいえ、上記2頭は出走経緯を踏まえるとさすがに強調は困難。軸は残りの10頭から探すのが賢明でしょう。
こうなると気になるのは展開面です。ただでさえ芝の中距離重賞は道中の流れが遅くなりがち。加えて京都記念の舞台となる京都芝2200mは直線で坂が無いコース形態ともあって、京都芝2200mで行われた直近5年の1~3着馬15頭のうち、約8割に相当する12頭の脚質が「先行」でした。
逃げ[0-0-0- 5]複勝率0%
先行[5-3-4- 7]複勝率63.2%
差し[0-2-1- 7]複勝率30%
追込[0-0-0-18] 複勝率0%
(※京都芝2200m時の17~20、24年)
4年ぶり京都で行われた昨年は1月からの連続開催で内ラチ沿いの馬場が荒れていたにも関わらず、プラダリアが先行抜け出しの横綱相撲で勝利。3着に離れた2番手を追走した単勝82.9倍の爆穴バビット(9人気)が粘り込む波乱決着となりました。
しかも今年は芝の痛みの少ない開催3週目に加えて、今週から内ラチ沿いに仮柵が設置されるBコースに変更。良好な馬場状態と少頭数のスローペースを味方に、前へ行った馬が上位を独占するケースが容易に想像できます。
逃げ先行馬で注目の存在がセイウンハーデスです。屈腱炎により1年を超える長期休養明けとなった前走のチャレンジCでは、差し追い込み馬が上位を独占する速い流れを1頭だけ4コーナー先頭の積極策で5着に踏み止まりました。
今回は久々を1度使われた上積みも見込めるだけに、道中の流れが緩む少頭数の京都記念に替わり粘り込みが期待できます!
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