【桜花賞】連対率100%!後の3冠牝馬リバティアイランドも該当した「神条件」とは

2年前の桜花賞で差し切り勝ちしたリバティアイランド

2年前の桜花賞で差し切り勝ちしたリバティアイランド


今年の3歳牝馬クラシック戦線はレース毎に勝ち馬が入れ替わる混戦模様。J.モレイラ騎手で注目を集めるエンブロイダリーは3走前に単勝1.2倍の支持を集めたサフラン賞(1勝、中山芝1600m)で5着に敗れるなど、例年の有力馬と比べて安定感を欠く成績。

昨年の最優秀2歳牝馬アルマヴェローチェも、前走の阪神ジュベナイルF1着時の単勝10.5倍(5人気)が示すとおり絶対的な存在ではなく、2戦無敗馬エリカエクスプレスは前走1月中山のフェアリーS以来の実戦なのが悩ましいところ。

ご安心ください。桜花賞(G1、阪神芝1600m)は先ほど紹介した上位人気馬3頭で1頭だけ、直近5年で[2-1-0-0]連対率100%データに該当した軸馬候補がいるんです!

▼阪神ジュベナイルF1着馬の成績(過去5年)
[2-1-0-0]勝率66.7% 連対率100%

24年2着 アスコリピチェーノ(1人気)
23年1着 リバティアイランド(1人気)
21年1着 ソダシ(2人気)

前走阪神ジュベナイルF1着からステップレースを挟まず、桜花賞へ直行した馬は3戦3連対。後にマイルG1競走3勝を挙げた白毛の女王ソダシなど驚異の連対率100%を誇ります。

また注目は23年1着リバティアイランドでしょう。後に牝馬3冠を総ナメした女傑は当時3戦2勝。前々走のアルテミスSでラヴェルの2着に敗れていました。

そして今年の該当馬アルマヴェローチェも、前々走の札幌2歳Sで2着に敗退。出走レースや内容などに差があるとはいえ、“無敗馬”で無かったのは要注目でしょう。今回の結果次第で3歳牝馬クラシックの主役に躍り出る可能性を秘めた将来の名牝候補です!