【天皇賞・春】3つの視点で有力馬を斬る!格付けバトルで見えた「本当に買うべき馬」

昨年は2馬身差をつけたテーオーロイヤルが完勝

昨年は2馬身差をつけたテーオーロイヤルが完勝


G1に出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は5月4日(日)に行われる天皇賞・春(G1、京都芝3200m)を「格」、「京都コース実績」、「長距離適性」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 ジャスティンパレス(5P)
→23年天皇賞・春(G1)1着、23年阪神大賞典(G2)1着など

2位 ブローザホーン(3P)
→24年宝塚記念(G1)1着、24年天皇賞・春(G1)2着など

3位 シュヴァリエローズ(1P)
→24年京都大賞典(G2)1着、24年ステイヤーズS(G2)1着

1位はジャスティンパレス。23年に春の盾を手にした後は全て中距離G1で走っていますが、3000mを超える距離では過去3戦して[2-0-1-0]複勝率100%です。長距離では底を見せておらず2年ぶりの戴冠を目指します!

2位はブローザホーン。昨年2着になった後、次走の宝塚記念を制して見事G1馬となりました。3位には古馬の芝G2競走で2勝を挙げているシュヴァリエローズが入りました。

▼京都コース実績トップ3
1位 ブローザホーン(5P)
→[3-1-0-2]連対率66.7%

2位 マイネルエンペラー(3P)
→[2-2-0-3]連対率57.1%

3位 シュヴァリエローズ(1P)
→[2-0-0-2]連対率50%

1位は格部門でもランクインしたブローザホーン。競走中アクシデントに見舞われた23・24年の京都大賞典を除けば全レースで連対するなど、京都コースでは過去4戦して連対率100%と無類の安定感を誇ります。

2位は前走の日経賞で初重賞制覇を遂げたマイネルエンペラー。1~3勝クラスを勝ち上がったレースはいずれも相性の良い京都開催で勝利しています。3位に24年京都大賞典など京都コースで2勝を挙げているシュヴァリエローズが続きます。

▼長距離適性トップ3
1位 ジャスティンパレス(5P)
→[2-0-1-0]複勝率100%

2位 ブローザホーン(3P)
→[0-1-2-0]複勝率100%

3位 ヘデントール(1P)
→[1-1-0-0]連対率100%

1位は格部門の項目でも紹介したジャスティンパレスです。2位のブローザホーンも3000mを超える距離では過去3戦して複勝率100%と、馬券内を外していません。3位には菊花賞2着、ダイヤモンドS1着のヘデントールが入りました。

▼総合トップ3
1位 ブローザホーン(11P)
2位 ジャスティンパレス(10P)
3位 マイネルエンペラー(3P)

3部門全てでランクインしたブローザホーンが総合1位。昨年は惜しくも2着に敗れましたが、今年こそ春の盾を狙います! 僅差2位には久々の勝利と2つ目のG1タイトルを目指すジャスティンパレス。この2頭が他馬を大きく引き離す結果となりました。

伝統ある天皇賞の盾を手にするのは実績のある古豪か、はたまた成長著しい新鋭か、7週連続G1レースの幕開けを楽しみに待ちましょう!