【天皇賞・春】2年前は勝ち馬ズバリ!レース名から浮上した究極のサイン馬券候補

日経賞を完勝し勢いに乗るマイネルエンペラー

日経賞を完勝し勢いに乗るマイネルエンペラー


競馬における予想理論の中でも異色の存在が「サイン馬券」。その時々の世相をあらわす馬名や象徴的なワードを持つ馬が好走することが少なくありません。

例えば2023年の天皇賞・春(G1、京都芝3200m)では、『「中川翔子さんの結婚」から浮上した強力サイン馬券』の記事にて、グリーンチャンネルの番組で2015年の勝ち馬ゴールドシップを訪ねたエピソードを紹介。15年ゴールドシップと同じく1枠1番に入った①ジャスティンパレスが見事勝利しました!

今年のサインは単純明快。ズバリ、天皇賞の『皇』が入った馬に注目してください。

最有力候補はマイネルエンペラーでしょう。JRAホームページに掲載されている馬名意味は「冠名+皇帝」。古くは1987年の天皇賞・春でアサヒエンペラーが4番人気に2着に入っています。レース名と合致する『サイン馬』、今年の注目度はNo.1かもしれません。

これだけじゃありません!実はもう1頭、天皇賞で有力なサイン候補が存在します。馬名意味が「ビザンチン帝国の夢」のビザンチンドリームです。

天皇陛下は英語で「エンペラー(emperor・皇帝)」と呼ばれており、それもあって天皇賞・春では馬名に“帝”ゆかりの馬が好走。1985年には“皇帝”シンボリルドルフが勝利。近年も22年3着、24年1着テーオー(帝王)ロイヤルなどが活躍しています。

ただ、ここで競馬歴の長い競馬ファンであれば、「1992年の天皇賞・春でトウカイテイオー(帝王)は負けているじゃないか!」と思われた方も少なくないでしょう。しかし、それはあくまで過去の一例。テーオーロイヤルの好走例を振り返れば、今年も注目すべきサインと言えます。

果たして『皇帝』が戴冠するのか、『帝国』の夢が花開くのか。サイン馬券の行方を見守りましょう!