【京王杯スプリングC】圧巻のレコード!トウシンマカオが重賞5勝目!

レコードタイムで重賞5勝目を飾ったトウシンマカオ

レコードタイムで重賞5勝目を飾ったトウシンマカオ


5月3日(土)、2回東京3日目11Rで第70回京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)が行なわれ、横山武史騎手騎乗の2番人気・トウシンマカオ(牡6、美浦・高柳瑞厩舎)がスタートを決めて5番手で追走し、直線では鋭い末脚で先行馬を捉え、後続を突き放して優勝。勝ちタイムは1:18.3(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ママコチャ(牝6、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身差で3番人気・ロジリオン(牡4、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

勝ったトウシンマカオはこれまで重賞を4勝し、昨年のスプリンターズSでは2着と好走していた。前走の高松宮記念から中4週で挑み重賞5勝目を挙げると同時に、19年にタワーオブロンドンが出したコースレコードを1.1秒更新、02年にマグナーテンが出した日本レコードも0.7秒更新する快挙も成し遂げた。

馬主は株式会社サトー、生産者は新ひだか町の服部牧場

1着 トウシンマカオ(横山武史騎手)
「能力はG1級だと思っていたので、まずは勝ててホッとしています。レコードが出ているなという感じはしなかったんですが、1400mですし正直あまり得意といえる舞台ではなかったんですけど、何とか折り合いも付きましたし、しまいの弾け方はとても良かったです。1400mで折り合いがメインになると思っていたんですけど、想像以上にうまくいきました。
陣営が高松宮記念を使ってから大事に調整してくださったので、それがいろいろ生きてくれたと思います。まずは馬が無事であることが最優先ですし、今後よりよいプランを考えていければいいなと思います」

2着 ママコチャ(川田将雅騎手)
「身体も心も具合良く迎えられ、最後まで精一杯に頑張ってくれました」

2着 ママコチャ(池江泰寿調教師)
「1400mも上手に走れてよく頑張ってくれた。昨年は爪を痛めて使えなかったので、今年はここを目標にアクシデントなく在厩でしっかり調整できた。スプリンターズSの前にひとつ使う予定です」

3着 ロジリオン(松山弘平騎手)
「落ち着きがあって雰囲気が良かった。前走は勝ちにいった分しんどくなってしまったんですが、今日はリズムよく良いレースができた。1、2着馬はG1でも戦ってきた馬ですからね。この馬もその相手によく頑張ってくれた。どこかでチャンスがあると思います」

4着 レッドモンレーヴ(ディー騎手)
「位置どりが後ろになってしまった。今日は前が止まらない展開で、この馬も素晴らしい脚を使っていたんですけれども。今日の感じだと1ハロン伸ばした方が良いと感じました。今日のところは前が止まらない展開に泣かされました」

5着 シャドウフューリー(戸崎圭太騎手)
「以前乗った時よりもすごくよくなっていた。メンバー強い中でも頑張ってくれた。ここを叩いて良くなりそうな雰囲気があります」

  • トウシンマカオ
  • (牡6、美浦・高柳瑞厩舎)
  • 父:ビッグアーサー
  • 母:ユキノマーメイド
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:23戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 25年京王杯スプリングC(G2)
  • 24年セントウルS(G2)
  • 24年オーシャンS(G3)
  • 23年京阪杯(G3)
  • 22年京阪杯(G3)

トウシンマカオ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。