トピックスTopics
【エプソムC】大変貌!開催時期変更で過去データは通用しない?「新生エプソムC」攻略法
2025/5/9(金)

新生エプソムCで初重賞Vを目指すコントラポスト
2025年度の番組大改革により、従来の6月東京から開催3週目に移動。6月15日(日)に行われる宝塚記念の前哨戦として、NHKマイルC前日の土曜に行われるエプソムカップ(G3、東京芝1800m)。
施行競馬場や距離、別定G3など条件はそのままとはいえ、レース開催が約1ヶ月前倒しは重要な変更項目。当然ながら過去のデータは参考程度にしかならないでしょう。
しかし、ご安心ください。幸いにも昨年同時期に東京芝1800mのオープン特別、メイステークスが施行。エプソムCの有力ステップレースとして24年3着シルトホルン(7人気)など多数の活躍馬を輩出しており、同レースの傾向から狙い馬を絞ることが可能です!
そのメイSで猛威を振るっていたのが、前走で1800mより短い距離を走っていた「距離延長馬」です。2022、24年の1~3着独占を始め直近5年の馬券対象馬15頭のうち、11頭を占めます。
今回延長[4-3-4-20]複勝率35.5%
同距離 [1-2-0-14]複勝率17.6%
今回短縮[0-0-1-25]複勝率3.8%
今回延長[1-1-2-25]複勝率13.8%
同距離 [1-2-3-18]複勝率25.0%
今回短縮[3-2-0-25]複勝率16.7%
上記の傾向から浮かび上がるのは、昨年までのエプソムCとはレース名が同じなだけで、中身は全く別物になっている可能性が極めて高いこと。開催終盤の荒れ馬場から一転、3週目の高速決着を想定してスピードで勝るマイル巧者が有利……という仮定が成り立ちます。
事実、23年メイS1着サクラトゥジュール(7人気)は、後に24年東京新聞杯、25年京都金杯など芝1600m重賞を2勝。24年1着プレサージュリフトも東京芝1600mのG3クイーンC1着、23年東京新聞杯3着などマイル重賞で好走実績がありました。
そして今年、上記で紹介した仮説に合致しそうなマイル巧者が、前走で中山芝1600mのG3ダービー卿CTで2着に入ったコントラポストです。4走前には今回と同舞台の東京芝1800m3勝クラスを勝っているのも強調材料で、まさに『新生エプソムC』向きのプロフィール。待望の重賞初制覇へチャンス到来です!
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/6/21(土) 【しらさぎS】「阪神芝1600m=差し有利」は間違い?「データ×展開」で浮上する人気薄
- 2025/6/20(金) ベロシティ、いつも本当にありがとう(T_T)【高田潤コラム】
- 2025/6/20(金) 軽ハンデで臨む府中牝馬Sは減量の成果が出るか!?【戸崎圭太コラム】
- 2025/6/20(金) 【府中牝馬S】馬券率8割超え!2週続けてG1で人気薄ズバリ「三ツ星穴馬」が狙う爆弾穴馬
- 2025/6/20(金) "第2のメロディーレーン"!?可愛らしい2歳馬と阪神競馬に挑む!【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/6/19(木) 土曜は函館、日曜は最終日の東京で騎乗します【柴田大知コラム】
- 2025/6/21(土) 【府中牝馬S】相手が強敵(とも)ほど燃える!荒れる牝馬限定ハンデ重賞で注目の「格上キラー」
- 2025/6/20(金) 【しらさぎS】単勝が妙味!チェルヴィニアを負かせる可能性を秘めた「ワケアリ」の1頭