【NHKマイルC】春天パーフェクト的中!アンカツが評価を改めた「隠れレベルの高いレース」とは

キングカメハメハでNHKマイルCを制したアンカツさん

キングカメハメハでNHKマイルCを制したアンカツさん


先週の天皇賞・春も自信の本命ヘデントールから1~3着パーフェクト的中!

各種メディアやYouTubeで活躍中の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、NHKマイルカップ(G1、東京芝1600m)を元ジョッキーの視点から予想します。

アンカツさんは2004年のNHKマイルCをキングカメハメハで制覇。2010年にはダノンシャンティで2度勝利している相性抜群のレース。今回も実際に勝った経験を踏まえて分析してもらいました!

☆ポイント☆
  • 朝日杯FS組のレベル

正直、この前まで朝日杯フューチュリティS組は、大したことないと思っとった。

牝馬限定の阪神ジュベナイルFと比べて時計が0秒7も遅かったで、昔と違いクラシックで勝ち負けできるような馬は、芝2000mのホープフルSに使うからな。

案の定、2着ミュージアムマイルは弥生賞で4着に敗退。その後も上位勢は勝ったり負けたりやし、極めつけは1着アドマイヤズームがニュージーランドTで2着に取りこぼした。ここまではオレの想定どおりや。

ところがミュージアムマイルが皐月賞を勝ったことにより、レースレベルが分からんくなった。弥生賞の敗因は前哨戦仕上げや道悪が影響した可能性があるで、朝日杯FSは時計が遅かっただけでレベル自体はそんなに低くねえ気がしてきた。

ファンの皆さんもよくご存知のとおり、走破タイムはレースレベルよりも馬場状態や、道中の流れによってガラっと変わる。しかも去年の朝日杯FSは11週連続開催の京都で、1000m通過60秒7とペースも遅かった。これだと速い時計が出んわな。

そう思って振り返るとNHKマイルCに出走する朝日杯FS1着アドマイヤズーム、3着ランスオブカオス、5着アルテヴェローチェは、3頭とも次走以降キッチリ馬券に絡んどる。掲示板を外した馬からも重賞オープン好走馬が出とるで、これは認識を改めなアカンやろ。

今年の3歳マイル路線は当初考えとったよりも、骨っぽいメンバーが揃っとるかもしれん。先週の春天でオレが強調した4歳勢のワンツースリーで決まったように、今年のNHKマイルCは朝日杯FS組が上位を独占するかもしれんで。

実際に勝ったから分かる!NHKマイルCのアンカツさん最終結論は【アンカツG1予想】で公開中です!

(元JRA騎手)