【ヴィクトリアマイル】直線一気の末脚炸裂!アスコリピチェーノが2度目のG1制覇!

鋭い末脚で2つ目のG1タイトルを手にしたアスコリピチェーノ

鋭い末脚で2つ目のG1タイトルを手にしたアスコリピチェーノ


5月18日(日)、2回東京8日目11Rで第20回ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・アスコリピチェーノ(牝4、美浦・黒岩厩舎)が道中後方からレースを進め、直線では大外一気の末脚で2着馬をクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1:32.1(良)。

2着にはクビ差で4番人気・クイーンズウォーク(牝4、栗東・中内田厩舎)、3着にはハナ差で7番人気・シランケド(牝5、栗東・牧浦厩舎)が続いて入線した。

勝ったアスコリピチェーノは2歳女王として挑んだ昨年の桜花賞、NHKマイルCで好走するも2着と惜しい結果に終わっていた。その後、秋の京成杯AHでは古馬を破り、前走の1351ターフスプリントでは初の海外重賞を制するなど、能力の高さを証明し続けており、見事阪神JF以来となる2つ目のビッグタイトルを手にした。

なお鞍上のルメール騎手は6年連続でヴィクトリアマイルの馬券に絡み、今日の勝利が4勝目となった。また管理する黒岩陽一調教師はG1レースの勝利で記念すべき通算200勝目を迎え、G1タイトルと共に嬉しい結果となった。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 アスコリピチェーノ(ルメール騎手)
「嬉しいです。今回勝つ自信があったけど、東京の1600mで柔らかい馬場でどんな競馬になるかわからなくて心配していたが勝ててよかったです。スタートから忙しくて自分のリズムを見つけるのに時間かかったけど、最後はすごく頑張って能力を見せた良いレースでした。
(2日後が自身の誕生日)自分にプレゼントをあげられました。できればもう一度ダービーを勝ちたいのでまた応援してください」

2着 クイーンズウォーク(川田将雅騎手)
「素晴らしい具合で競馬に臨めたし、1600mにも対応してくれて素晴らしい内容で走ってくれました」

3着 シランケド(Mデムーロ騎手)
「惜しかったです。馬ごみがあまり良くなかったです。スタートは出たけど1600mなのであの位置になりました。馬場が重くてポジション取りに足を使いたくなかったです。上位の馬が外にいったので、G1だしあれ以上外に行くのは良くないと思い内を突いた。脚はあったけど前の馬がふらふらしていてスムーズな競馬ができませんでした」

4着 アルジーヌ(レーン騎手)
「良いスタート切れて満足いくポジション取れました。リズム良く反応していて、直線入って周りの馬に寄って来られてもファイトしてくれました。タフな競馬だったけどよく頑張ってくれた。馬に感謝です」

6着 シンリョクカ(木幡初也騎手)
「この馬はキレる脚はないけど、じわじわタフな脚を使うのが持ち味。枠順も良くて雨で渋った馬場も向いていて一発あるかと思いました。あとは脚のある馬にやられているだけだから力があります。次に繋げたいです」

16着 ボンドガール(武豊騎手)
「かかってしまいました。ずっと力んでしまいこうなったら伸びません」

  • アスコリピチェーノ
  • (牝4、美浦・黒岩厩舎)
  • 父:ダイワメジャー
  • 母:アスコルティ
  • 母父:Danehill Dancer
  • 通算成績:9戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 25年ヴィクトリアマイル(G1)
  • 25年1351TS(G2)
  • 24年京成杯AH(G3)
  • 23年阪神JF(G1)
  • 23年新潟2歳S(G3)

アスコリピチェーノ
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