【オークス】東京芝2400mだから狙える!天皇賞・春で伏兵ズバリ「お宝データ」に該当した1頭

積極的な競馬で大舞台に挑むレーゼドラマ

積極的な競馬で大舞台に挑むレーゼドラマ


今週はクラシック牝馬2冠目、オークス(G1、東京芝2400m)が行われます。昨年は上位馬ワンツースリーで決まる固い決着でしたが、度々人気薄が激走を見せることもあるのが樫の舞台です。

まずは過去データから人気馬の信頼度についてチェックしていきましょう!

▼オークス人気別着順成績(過去10年)
1~3[10-5-4-11]複勝率63.3%
4~6[ 0-2-3-25]複勝率16.7%
7~9[ 0-1-0-29]複勝率3.3%
10~[ 0-2-3-82]複勝率5.7%


▼各年における人気の内訳(過去5年)
24年「2→1→3人気」
23年「1→2→15人気」
22年「3→10→4人気」
21年「3→2→16人気」
20年「1→7→13人気」

ご覧のとおり過去10年で1~3番人気の馬しか勝っていないのがオークス最大の特徴!

しかしながら直近5年のうち、昨年以外は2ケタ人気馬が2、3着に入っており、特に21年は16番人気ハギノピリナが3着に入り3連単532倍と波乱決着となりました。

このようにオークスは人気薄が馬券内に入ることも十分考えられますので、その点は留意しておくべきでしょう。

それでは具体的にどんな馬が穴候補となるのか。ズバリ、「脚質×馬体重」で絞り込むことで、意外な好走条件が浮かび上がってきました!

▼オークス先行馬の馬体重別成績(過去10年)
~439   [0-0-0-5]複勝率0%
440~459[0-2-0-7]複勝率22.2%
460~479[1-2-1-8]複勝率33.3%
480~499[0-1-0-3]複勝率25%
500 ~  [0-0-0-6]複勝率0%


▼先行馬&馬体重460~479キロ馬
22年2着 スタニングローズ(10人気)
20年3着 ウインマイティー(13人気)
19年2着 カレンブーケドール(12人気)
17年1着 ソウルスターリング(1人気)

先日の天皇賞・春で6番人気2着ビザンチンドリームを取り上げた『長距離戦だからこその激走根拠!複勝回収率255%の「お宝データ」を発見』の記事で詳しく解説したとおり、馬体重は競馬予想において重要なファクター。特に適性が問われる長距離戦でこそ真価を発揮します。

その中でも近年のオークスで波乱を演出した穴馬のうち、上記で紹介した3頭は先行馬に加えて、馬体重460~479キロの範囲内。今年も人気を問わず好走条件に該当する馬は注意が必要でしょう。

ここだけの話、今年の出走馬で「馬体重460~479キロ」に完全合致する馬が驚くほど少なく、その中でも直近のレースで先行していた馬となると、前走フラワーCを道中2番手から抜け出して勝利したレーゼドラマ1頭しかいません。

この『お宝データ』に合致する唯一の存在となれば、人気薄でも今年の樫の舞台で波乱を巻き起こす資格はありそうです!