【安田記念】シャープな馬体で改めてG1へ挑むシックスペンス

順調な仕上げでG1初制覇を目指すシックスペンス

順調な仕上げでG1初制覇を目指すシックスペンス


安田記念
シックスペンス
国枝栄調教師

——前走の大阪杯は7着でした。レース内容を振り返ってください。

国枝調教師(以下、国):体調やコース条件などいろいろな要素については問題なかったと思いますし、レース自体も良いスタートを切って良い流れで走れているな、と思って見ていたんですけどね。強いて言えば、タメがきかなかったのかもしれないなというのが、唯一考えられる敗因かと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

国:レース後も問題ありませんでしたし、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出して、安田記念を目標に帰厩して順調に調整を進めています。

——5/28(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

国:宮田厩舎のブレイディヴェーグと併せ馬という形でやろうと思っていましたが、道中の流れが遅くて上がりの調教という形になりました。相手がラスト11秒の脚を使ったこともあって並ぶところまではいきませんでしたが、終い重点でしっかり走れていました。ルメさんもいくらか息の重さを感じたようですが、これで良くなってくると思います。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

国:変わらず良い状態だと思いますし、暖かくなって体にシャープさも出てきたと思います。

——2歳時のひいらぎ賞1着以来のマイル参戦です。東京芝1600という舞台適性への見通しは。

国:ゆったりして走りやすいコースですし、毎日王冠を勝ったときと同じような競馬ができれば問題ないと思います。

——レースに向けて意気込みをお願いします。

国:前走は残念でしたが、それまでにG2で良い実績を残して力を見せていますし、能力を発揮できれば十分チャンスがあると思っています。期待しています。