【東京JS】確かな仕上がりでジューンベロシティが3連覇に挑む!

3連覇をかけて同重賞へ挑むジューンベロシティ

3連覇をかけて同重賞へ挑むジューンベロシティ


東京JS
ジューンベロシティ
高田潤騎手

——昨年の中山大障害4着以来となるコンビ復活です。この中間の調教に騎乗されていますが、どのような点に気を付けて調整を進めて来られましたか。

高田騎手(以下、高):前走の中山グランドジャンプであれだけの激しい競馬をした後ですし、少なからずダメージがあると思うので、その辺りのケアを考えて陣営と相談しながら慎重に進めてきました。

——6/11(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

高:この馬は1週前の土曜日にしっかり追って、当該週は余力残しというのがいつもの調教パターンで、今回も実質的な本追いは6/7(土)にやりました。前走からそれほどレース間隔もあいていませんし、それほど強い追い切りは必要ないかという感じでしたね。

レースが近づくにつれて動きが良くなってきていますし、6/11(水)に乗った感触からもいつも通りにこの馬の力を出せる仕上がりだと思います。

——昨年の中山大障害の頃と比較して、変化を感じる点はありますか。

高:動きも普段の仕草もいつも通りですし、大きな変わりはありません。力のある馬なので、上積みというよりはいつも通り走れる状態に持っていけるかが大事だと思っています。

——昨年の東京ジャンプステークスは、高田騎手にとって7年9ヶ月振りとなる重賞勝利でした。改めてレース内容を振り返っていただけますか。

高:東京コースは実績がありますからね。カラ馬にだいぶ不利を受けて馬にとってとても厳しいレースになりましたが、最後まで集中力を切らさずに走ってこの馬らしい強い勝ち方をしてくれました。

——馬にとって3連覇が懸かります。レースに向けて意気込みをお願いします。

高:連覇についてはそれほど意識していません。それよりもこの馬の力を出せるように、リズム良く走らせることを考えてしっかり乗ります。