【府中牝馬S】重賞最強データ!2回に1回は馬券に絡む「牝馬◎」の伊達男ジョッキー

数々の牝馬で好騎乗を見せてきた戸崎圭太騎手

数々の牝馬で好騎乗を見せてきた戸崎圭太騎手


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回はマーメイドSから生まれ変わった、府中牝馬ステークス(G3、東京芝1800m)の重賞最強データを発表します!

▼東京芝1800m最強データ(牝馬限定)
【騎手1位】戸崎圭太 [14-12- 8-31]
勝率21.5% 複勝率52.3%

【厩舎1位】木村哲也 [5-4-4-14]
勝率18.5% 複勝率48.1%

【血統1位】ロードカナロア [9-8-10-38]
勝率13.8% 複勝率41.5%

(※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る)

騎手部門1位は戸崎圭太騎手。勝率21.5%、連対率40%という成績は東京で常に上位へランクインしているC.ルメール騎手を抑えての1位。また集計期間内の23年毎日王冠や23、24年アイルランドT府中牝馬Sで馬券に絡むなど、重賞でコンスタントに好騎乗を見せています。

今回コンビを組むカニキュルの東京コース成績は[3-1-1-0]複勝率100%とコース適性は抜群。さらに東京で走った5戦は全てメンバー最速の上がりを記録していることから、格上挑戦でも侮れない1頭だと言えるでしょう!

厩舎部門1位は木村哲也調教師。複勝率48.1%は東京芝1800mに出走した管理馬の2頭に1頭弱が馬券に絡んでいる計算になります。

出走する管理馬のウンブライルは近走なかなか結果が出ていませんが、23年のNHKマイルC2着の実力馬。昨年の阪神牝馬Sでは牝馬マイル路線で有力だったマスクトディーヴァ相手に2着と好走実績があります。重賞勝ち馬が少ない今回ならば、久々の激走があっても不思議ではないでしょう。

血統部門1位はロードカナロア。自身の現役成績から産駒の適性距離がマイルまでと思われているかもしれません。しかし、期間内の複勝率は41.5%と高く、2位にランクインしたエピファネイアの複勝率26.4%を大幅に上回っています。

実際に昨年のアイルランドT府中牝馬Sでは1着ブレイディヴェーグ、2着シンティレーションのワンツー。今回出走する産駒は先ほど厩舎部門で紹介したウンブライルと、カナテープの2頭。

特に後者の東京芝1800mで[4-1-1-1]複勝率85.7%の好成績は見逃せません。着外に敗れた一戦もハナ差4着とわずかの差でした。これ以上ない絶好条件のもと、初の重賞へ挑む同馬に注目です!