【2歳馬情報】樫の女王シンハライトの娘がデビュー!

暑い夏は人にとっても馬にとっても過酷な時期。そんな中でも未来の主役たちは徐々に競馬を覚え、成長を遂げていく。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆7月5日

●福島芝1800m(牝馬限定)

ラングドシャ(牝、キズナ×ウアラネージュ、美浦・上原祐厩舎)
おじダノンハーロック(4勝)、近親ソダシ(桜花賞など)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド5F66秒8-11秒1。「キズナ産駒らしい伸びやかなフォームで、走りは大きい。マイラー色が強い母系だが、中距離まで保ちそう」と記者の話。鞍上は石橋騎手の予定。

アランカール(牝、エピファネイア×シンハライト、栗東・斉藤崇厩舎)
母は5勝(オークスなど)。兄セブンサミット(3勝)。2週前のCWは終い重点ながら2F11秒1-11秒0と秀逸の時計をマーク。1週前の追い切りもCW6F84秒8-11秒1と終いに速い時計が出ており、母譲りの末脚が楽しみである。鞍上は北村友騎手の予定。

●小倉芝1200m

キャンディード(牡、トーセンラー×ストロボフラッシュ、栗東・松下厩舎)
母は3勝。追い切りはCW6F82秒2-11秒3と、全体、終いともに上々。母は新馬勝ちしており、本馬もデビュー勝ちの期待が高まっている。

◆7月6日

●福島芝2000m

ラディアントスター(牡、サトノアラジン×ミスエリカ、美浦・林厩舎)
母はJRA1勝、地方在籍時1勝。姉クリスマスパレード(現3勝、紫苑S)。追い切りはウッド5F67秒1-11秒4。「姉はサラッとして細身のシルエットだが、こちらは父が変わってボリューム感ある好馬体。筋骨隆々でパワフルな走りが目につく」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。

タイダルロック(牡、モーリス×アースライズ、美浦・武井厩舎)
母は3勝(オークス4着)。兄ラスカンブレス(現4勝)、おじクロワデュノール(現4勝、日本ダービーなど)。1週前はウッド6F81秒4-11秒5。2週前にもウッド6F82秒台をマークするなど、武井厩舎らしく速い時計が出ている。鞍上は大野騎手の予定。

●小倉芝1800m

ロードラヴォール(牡、エピファネイア×オールフォーラヴ、栗東・中内田厩舎)
母は4勝。近親アルジーヌ(現6勝、ターコイズS)。1週前はCW6F84秒7-11秒3。2週前の坂路でも53秒6-12秒1と、特に終いの時計が目立っている。「背中はスラッと見せて胴が長く、幅のある中距離タイプ。切れるというよりは、長く脚を使えるタイプで、持久力がありそう」と記者の話。鞍上は川田騎手の予定。

サイン(牡、キセキ×イヴ、栗東・佐藤悠厩舎)
母は1勝。おじダノンヨーヨー(富士S)。1週前はCW6F83秒6-11秒1、2週前もCW6F80秒7-11秒3と好タイムを連発しており、初戦から楽しみな存在である。

コロナドブリッジ(牡、ベンバトル×ローズマンブリッジ、栗東・庄野厩舎)
母は2勝。姉ドゥアイズ(現2勝、阪神JF3着)。追い切りは坂路52秒0-11秒9と優秀な時計をマーク。姉のように2歳戦から活躍を期待したい。

ブレナヴォン(牡、インディチャンプ×ラナモン、栗東・池江厩舎)
兄バハルダール(現5勝)。2週前のCW6F83秒1-11秒4も上々だが、1週前はCW6F81秒5-11秒3と更に上昇。レースへ向け、いいイメージで進んでいる。鞍上は吉村騎手の予定。

●函館芝1800m

ショウナンガルフ(牡、ハービンジャー×ミカリーニョ、栗東・須貝厩舎)
母は2勝。おばショウナンザナドゥ(現2勝、フィリーズレビュー)、ミアネーロ(現2勝、フラワーC)、ミスエルテ(ファンタジーS)。函館のウッドで5F68秒台、1F12秒台半ばの時計が出ている。おじのモノポリオは東京芝1800mの新馬戦を強い競馬で勝利。今度は、本馬の番だ。

◆新規入厩

ランブルスコ(牡、キタサンブラック×サマーハ、美浦・蛯名厩舎)
兄シャケトラ(阪神大賞典ほか)、ビダーヤ(現5勝)。セレクトセール1億6500万円(税込み)

モートンアイランド(牝、モーリス×モシーン、美浦・手塚厩舎)
姉プリモシーン(東京新聞杯ほか)、兄ダノンエアズロック(現3勝)

バルセシート(牡、キズナ×マラコスタムブラダ、栗東・松下厩舎)
姉レシステンシア(阪神JFなど)

※現役馬の成績は6月27日現在