【ラジオNIKKEI賞】ゴール目前で華麗に差し切る!エキサイトバイオが重賞初V!

内枠、軽斤量を活かし優勝したエキサイトバイオ

内枠、軽斤量を活かし優勝したエキサイトバイオ


6月29日(日)、2回福島2日目11Rで第74回ラジオNIKKEI賞(G3)(芝1800m)が行なわれ、荻野極騎手騎乗の4番人気・エキサイトバイオ(牡3、栗東・今野厩舎)がちょうど中団に位置取り、直線でやや外に進路を変え、他馬の間から抜け出して優勝した。勝ちタイムは1:46.9(良)。

2着には半馬身差で2番人気・センツブラッド(牡3、栗東・斉藤崇厩舎)、3着にはクビ差で8番人気・インパクトシー(牡3、美浦・大竹厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたトレサフィール(牡3、美浦・稲垣厩舎)は6着に敗れた。

勝ったエキサイトバイオは10年のローズSを制したアニメイトバイオを母に持つ血統。

昨年の10月にデビューするもなかなか勝ちきれず、3月に挑んだ5戦目で初勝利。前走は1勝クラスでクビ差2着と惜しい競馬を見せ、今回は格上となる重賞へ挑戦。53kgという軽斤量を活かし、重賞制覇を成し遂げた。

また、管理する今野貞一調教師は今回が92戦目の重賞挑戦。開業15年目で念願の重賞タイトルを手にした。

馬主はバイオ株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム

1着 エキサイトバイオ(荻野極騎手)
「勝てて嬉しいです。良い枠を引けたので、無理せずスムーズに運べたらと思っていました。道中はリズムよく、手応え通り、間を割っていいところに来ました。力をつけているので、さらに弾みをつけたい。
重賞を取るのは難しいですが、今できることをコツコツやっていきたいです。(結婚後初の重賞制覇について)ほっとしています。ますます頑張っていきたいです」

2着 センツブラッド(菅原明良騎手)
「取りたいポジションが取れてスムーズな競馬でした。ラストも本当に頑張っている。勝ちたかったです」

3着 インパクトシー(横山琉人騎手)
「斤量が軽くてチャンスがあると思い強気に乗りました。新馬戦は外に張るような所があったが今は解消している。距離を詰めて折り合いはスムーズにいけた。開幕週で内々をロスなく進んだ馬に負けてしまったが、3〜4頭目をまわって強い競馬ができました」

4着 ビーオンザカバー(田辺裕信騎手)
「1800mの距離はどうかと思っていましたが、やはりスタートしてからの行き脚は早くなかった。もう少し流れに乗って差すのが理想でした。敏感な面があるので、最後に脚を使わせてみたいと思っていましたが、最後は飲み込むくらい反応してくれた。惜しかったですね」

5着 ショウナンマクベス(津村明秀騎手)
「いい所、いいリズムで行けました。1コーナー力んだがすぐに落ち着いてくれた。いい感じで4コーナー回って来たが、追い出してから頭を上げる所がありました。直線の伸び脚だけだと左回りが良さそうです」

  • エキサイトバイオ
  • (牡3、栗東・今野厩舎)
  • 父:レイデオロ
  • 母:アニメイトバイオ
  • 母父:ゼンノロブロイ
  • 通算成績:7戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 25年ラジオNIKKEI賞(G3)

エキサイトバイオ
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