【関屋記念】好調を維持しているイミグラントソングが古馬重賞に初挑戦!

初の古馬重賞戦へ挑むイミグラントソング

初の古馬重賞戦へ挑むイミグラントソング


関屋記念
イミグラントソング
辻哲英調教師

——前走のNHKマイルカップは11着でした。レース内容を振り返ってください。

辻調教師(以下、辻):体調良く臨めましたが、残念な結果でした。ペースが遅いなか後ろからの競馬になるかと思っていましたが、実際にはその逆になってしまって、ペースが流れてポジションも前目になりました。ハイペースのなかでもしっかり粘り込めるように調教していかなければならないのが課題であり、厩舎の務めだと感じました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

辻:前走後は放牧に出して、立ち上げ段階から大きな疲れもなかったので、これなら関屋記念に向かっても大丈夫だろうということで予定通りに進めてきました。

——7/16(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

辻:競馬でシュッと動けるタイプではありませんが、追い切りのなかでは走りにメリハリをつけたいなと思って、1番後ろから行ってラスト1ハロンでグンと伸ばすことを目的に追い切りました。非常に反応が良かったですし、春に使っていたときよりも底上げされて、力強さが出てきました。

ジョッキーも同様のコメントをしていましたし、こちらの感触とジョッキーの感触が一致して良かったです。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

辻:状態自体は変わらず好調です。そのなかでしっかりベースアップして力強さが出てきている、という感じですね。

——新潟初参戦です。新潟芝1600という舞台適性についての見通しは。

辻:上がりが速くなる競馬場ですし、開幕週ということもあって不安はありますが、そのなかでどれだけ対応してくれるかですね。馬場の良さで上がりが速くなる分、この馬の上がりもいつも以上に速くなるはずなので、乗り方ひとつかなと思っています。

——どのような走りを期待しますか。

辻:これまでの競馬内容から考えると、そこまで合う舞台設定ではないかもしれませんが、これから上のレベルで戦っていくことを考えれば、こういう舞台でも走れないといけませんからね。春シーズンから成長してきていると感じますし、先々が楽しみになるような競馬をしてくれれば、と思います。