【札幌記念】出るか異次元ワープ!ゴールドシップの再現が期待できる「マクリ馬」

ワープしたようなマクリで好走したゴールドシップ

ワープしたようなマクリで好走したゴールドシップ


札幌記念(G2、札幌芝2000m)は、"マクリ"がアツいレースです。

競馬におけるマクリ(捲り)とは主にレース中盤、3コーナー手前の向こう正面から最終コーナーにかけて、後方に位置していた馬が一気にポジションを上げ、先頭集団に取り付く、あるいは先頭に立つ戦法を指します。

2023年には勝ち馬プログノーシスが[13-11-5-2]という、強烈なマクリを披露して4馬身差の大楽勝。14年は1着ハープスター、2着ゴールドシップが揃って道中10番手より後方から道中でポジションを押し上げ、マクリ馬のワンツー決着となりました。

●23年
1着プログノーシス [13-11-5-2]
2着トップナイフ [6-5-3-1]
3着ソーヴァリアント [10-8-10-3]

●14年
1着ハープスター[13-13-9-4]
2着ゴールドシップ[14-14-12-4]

23年2着のトップナイフだけは道中後方では無かったものの、勝負所で各馬が避けていた内ラチ沿いを通り4角先頭へ。12年皐月賞でゴールドシップが見せた「異次元ワープ」を彷彿とさせる競馬で、穴馬券の立役者となっています。

今年の札幌記念も“マクリ”を得意とする馬に注目。これまでの戦績から激アツの1頭がコスモキュランダです。

G2弥生賞1着、G2セントライト記念2着、G2アメリカJCC3着時は、いずれも後方から道中で一気にポジションを押し上げての好走。マクリが決まりやすい札幌記念の舞台に替わるのは間違いなく歓迎で、これまでのレースぶりから大注目の存在となります!

もう1頭、忘れてはならないのがトップナイフでしょう。23年の2着馬にも関わらず直近の成績を嫌われて評価を下げていますが、コスモキュランダが早めに仕掛ける展開になるのであれば、14年のようにマクリ馬ワンツー決着の再現があっても驚けませんよ!