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【新潟記念】この強さはホンマもん!シランケドが重賞2勝目!
2025/8/31(日)

自慢の鋭い脚で強豪を一蹴したシランケド
8月31日(日)、3回新潟4日目11Rで第61回新潟記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、坂井瑠星騎手騎乗の2番人気・シランケド(牝5、栗東・牧浦厩舎)が道中後方を追走し、直線に入ると大外から持ち味の末脚で差し切り優勝した。勝ちタイムは1:58.0(良)。
2着には半馬身差で1番人気・エネルジコ(牡3、美浦・高柳瑞厩舎)、3着には半馬身差で7番人気・ディープモンスター(牡7、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。
勝ったシランケドはデビュー戦以外すべて馬券内と抜群の安定感を誇っている堅実馬。G1初挑戦だった今春のヴィクトリアマイルでは追い込んでの3着と、大舞台でも傑出した能力を示していた。
3か月ぶりとなる今回も上がり最速の末脚を叩き出し、好メンバーを一蹴したことでこれからの活躍が楽しみになる一戦となった。
馬主は田畑利彦氏、生産者は新ひだか町の有限会社下河辺トレーニングセンター。
1着 シランケド(坂井瑠星騎手)
「調教に乗せてもらって、すごくポテンシャルを感じていましたし、スムーズに力を出せればいい勝負ができると思っていました。一番の持ち味は瞬発力ですね。爆発的な脚を使えるところだと思います。
レースも決めつけずにミルコがいろんな競馬をしてくれていたので、リズム良く運んで、直線まで我慢して、馬場の良い外へと思っていました。進路もクリアでしたし、イメージ通りでしたね。ゴーサインを出したらすぐ反応してくれました」
2着 エネルジコ(ルメール騎手)
「久々でしたが、いい競馬をしてくれました。4ヶ月ぶりでしたが、これから体が良くなってくれば、重賞レベルでもいい結果が残せると思います」
3着 ディープモンスター(菅原明良騎手)
「折り合いが難しい馬ですが、2000mならそこまで気にせずに行けると思います。少し力みそうなところがありましたが、しっかり力のあるところを見せてくれました」
4着 シンリョクカ(木幡初也騎手)
「コスモフリーゲンが引っ張ってくれるだろうと思い、ある程度出していって、その後ろに入って2番手で行けました。4コーナーまでリズムよく行って、コスモフリーゲンが下がってきたところでタイミングよく出て行ければと思っていました。
この馬の持ち味を活かした競馬は出来ました。今年は斤量56キロでここまでよく走ってくれたと思います。勝った馬が強かったですね」
5着 ヴェローチェエラ(丸山元気騎手)
「中1週で北海道からの輸送もありましたが馬の感じは良かったです。道中促していったので、ワンターンよりもコーナー4つの方が合うかもしれません。よく頑張ってくれました」
6着 ブレイディヴェーグ(津村明秀騎手)
「ゲートの出は想定していたよりも許容範囲でした。若干かかっていましたが、我慢して走ってくれたと思います。いつもよりも伸びきれなかったのは暑さの影響かもしれません。」
- シランケド
- (牝5、栗東・牧浦厩舎)
- 父:デクラレーションオブウォー
- 母:フェアブルーム
- 母父:ディープインパクト
- 通算成績:12戦6勝
- 重賞勝利:
- 25年新潟記念(G3)
- 25年中山牝馬S(G3)



※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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