【チャレンジC】後のG1馬がズラリ!「名馬の登竜門」レースで青田買いしたい逸材候補

堂々たる成績を残したグランヴィノスの兄シュヴァルグラン

堂々たる成績を残したグランヴィノスの兄シュヴァルグラン


今年から開催時期が2011年まで行われた9月に移動。新たに「ハンデ戦」として生まれ変わったチャレンジカップ(G3、阪神芝2000m)

ちなみに朝日チャレンジカップとして別定戦で行われていた頃は96年マーベラスサンデー、02年タップダンスシチー、04年スズカマンボなど、後のG1ホースがズラリと並ぶ“名馬の登竜門”という位置づけのレースでした。ここがポイントです!

なぜなら、ハンデ戦となったことで別定戦時と比べて実績で見劣る馬でも、斤量面から好走するチャンスが増す可能性があるからです。

ハンデ戦となった今年も先々が楽しみな逸材が多数参戦。その中でも、今後の活躍を見越して、青田買いで狙いたい未来のG1馬候補がグランヴィノスです。

きょうだいに13・14年ヴィクトリアマイル連覇の名牝ヴィルシーナ、17年ジャパンC馬シュヴァルグラン、17年ドバイターフ覇者ヴィブロスがいる良血。度重なる脚部不安のため出世が遅れているものの、早くから将来を渇望されていました。

無理せず大事に使われた甲斐があり、前走は約1年4か月に及ぶ長期休養明けを克服して3勝クラスを快勝。オープン昇級戦となる今回は全7戦中5戦で騎乗している川田将雅騎手を配して、待望の初重賞制覇に挑みます。

本格化前に格上挑戦で出走した京都2歳S、青葉賞では結果が出ませんでしたが、奥手の血統らしく中間は調教の動きも良化しています。

度重なる不運を乗り越え、ついに素質が開花。G1馬への道を歩むため、ここをステップに一気に頂点へと駆け上がります!