【セントライト記念】出てくれば馬券圏内100%!今年はいたぞ激アツの鉄板級該当馬

前走の勢いのまま同重賞も制した22年のガイアフォース

前走の勢いのまま同重賞も制した22年のガイアフォース


3日間開催の最終日。中山では菊花賞トライアルのセントライト記念(G2、中山芝2200m)が行われます。

春のクラシック経験馬と夏場に力をつけてきた上がり馬がぶつかるトライアルレース。恐らく「皐月賞、ダービー好走馬が強いだろう」とイメージされている方も多いと思います。

それもあながち間違ってはいませんが、他の路線から菊花賞を狙おうとするような馬は抜けたパフォーマンスが大事。実はこんな馬がセントライト記念で好走していました。

「前走上がり最速かつ0.6秒差以上離して勝利」

要は他を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスで勝ち上がってきた馬です。

▼前走上がり最速&0.6秒差以上離して勝利
●22年
1着 ガイアフォース(3人気)
→前走1.1秒差 1着

3着 ローシャムパーク(2人気)
→前走1.1秒差 1着

●21年
2着 ソーヴァリアント(2人気)
→前走0.6秒差 1着

●20年
1着 バビット(4人気)
→前走0.8秒差 1着

過去5年で「前走上がり最速かつ0.6秒差以上離して勝利」した馬というのは意外と少なく該当馬は5頭。そのうち4頭が馬券になっています。

ちなみにバビットは重賞のラジオNIKKEI賞でしたが、ガイアフォース、ローシャムパークは1勝クラスの特別戦。ソーヴァリアントは2勝クラスの特別戦で、唯一馬券対象から外れた24年のスティンガーグラスは平場の1勝クラスを勝っていた馬。

すなわち重賞、特別戦でこのような圧巻のパフォーマンスを見せていた馬は100%馬券になっていたのです。

また、春の実績馬が幅を利かせているレースとあって、該当馬は1番人気になっておらず、20年バビットは重賞を圧勝していながら4番人気に甘んじていました。

今年はレッドバンデが激アツの1頭。

青葉賞4着でダービー出走は叶いませんでしたが、前走はその悔しさを晴らす圧巻のパフォーマンス。2分24秒3の勝ちタイムは1週前のダービーで5着に相当する好タイムでした。

未勝利勝ちは今回と同じ中山2200mでこれも0.5秒差の快勝。キャリア4戦で伸びしろたっぷりですし、皐月賞馬ミュージアムマイルの参戦や短期免許で来日したモレイラ騎手のファイアンクランツが人気を吸ってくれそうなのも有り難い限り。美味しい馬券をいただいちゃいましょう!