月曜は2勝の大活躍!同期・小沢大仁騎手との仲良し対談もスタート!【永島まなみ騎手コラム】

まなみの学び

3日間開催の最終日に2勝を挙げる大活躍を見せたまなみ騎手。逃げて良し、差して良しだった大活躍デーの振り返りから、最終レース後に見せた猫耳ポーズのお話、今週末の展望、そして第4弾となった"まなみトーーク"では同期の仲良し小沢大仁騎手が登場。"いいヤツ"こと小沢騎手との対談初回など、今週も盛りだくさんでお届けします!

2勝の大活躍!躍動した月曜を振り返る

——今週はまずこのお話からでしょう。月曜、2勝の活躍おめでとうございます!

ありがとうございます!馬たちがよく頑張ってくれました。

——まずは1勝目となった月曜阪神2R・2歳未勝利の自厩舎エスティヴァリスから伺いましょう。ハナを切るとそのまま先頭を譲らず、最後まで粘り切る形でした。

★

別に逃げる予定ではなかったのですが、テンのスピードがある子で、初速も他馬より違った分逃げる競馬になりました。いいペースで走ることができましたし、しっかり脚も使ってくれて内容も良かったと思います。

——新馬戦は3番手からの競馬でした。初めての逃げでしたが問題なしでしたね。

ちょっと口向きに難しさがある子ですが、助手の西岡さんがずっと乗って直してくださったので、口向きの悪さを見せることはありませんでした。道中逃げた分フワフワするくらいで余裕がありました。

★

——先週のコラムでは「左手前だと張らない子なので、向正面を上手く左手前で走って右へ張るところを抑えていきたいです」とおっしゃっていました。手前の面はいかがでしたか?

馬がしっかりと、まっすぐ走ってくれましたね。

——前半600m36.9とスローだったとはいえ、ラスト600m33.4と終いもしっかりまとめましたね。

そうでしたね、終いまでしっかりと脚を使ってくれていました!

——直線モタれる感じも前走よりマシだったように見えました。

全然右にモタれることもなかったです。どちらかというとフワフワして外のほうに行こうとしていたくらいで(笑)

★

——レース後、今週週中の馬房の様子はいかがでしょうか?

落ち着いていましたね、そこまでイライラした様子はなかったです。走った分の疲れがあるくらいです。

——次も楽しみですね。

そうですね、楽しみです。暮れのG1にも行きたいところです!

——この日の2勝目となったのは阪神12R・3歳上1勝クラスのタマモティーカップでした。道中中団で脚を溜めると、直線外からグイグイと伸びて豪快な差し切り勝ちを見せましたね。

★

本当に馬が強かったです。砂を被るとちょっと気にしそうなタイプではあったのですが、それでも外からスゴくいい脚で伸びてくれました。昇級しても楽しみな馬です。

——テン乗りでした。どのような馬と聞いていたのでしょう。

それまでに乗っていた(吉村)誠之助や長岡(禎仁)さんにアドバイスはいただいていて、「クセもなくスゴくいい子だよ」という話は伺っていたんです。

本当にめちゃくちゃいい子でした!ちょっと硬さはある子なのですが、スゴく可愛い子です。

★

——前走、吉村誠之助騎手が騎乗された時も外枠14番でした。今回の外枠14番だったように当面は外枠という条件のほうがいいのでしょうか?

そのほうが良さそうですね。砂を被ると嫌がるような感じがあります。

——テン乗りということで比較が難しいかもしれませんが、+22kgの460kgという体重はいかがでしたか。

成長分だと思います。全然太め感もなく、重めもなかったです。厩舎の方がいい感じに仕上げてくださっていました。

★

——直線素晴らしい切れ味でした。どのあたりで"イケる"と思ったのかも伺ってみたいです。

直線向いた時の手応えが違い過ぎたので、これなら届いてくれるだろうなと思っていました。

——今回は半年ぶりの実戦でした。その中でここまで走れるあたり、次も楽しみですね。(次の予定も聞く)

次も楽しみですね!次は10月5日の京都ダート1400m2勝クラスに乗せていただくことになりました。頑張ります。

"まにゃみん"登場!?まな民の皆様待つウィナーズサークルへ

——そんな阪神12Rの終了後、ウィナーズサークルで待っていたファンの皆さんを相手に、熱心にファンサービスされたと伺っています。

そうですね、最後までサインを書かせていただきました!

★

常にファンを大切にするまなみ騎手
PN.あやぴさんご提供

——まなみ騎手の熱心なファンサービスはまな民の方にはお馴染みだと思いますが、最後の一人までサインする姿勢は本当にスゴいと思っております。

いやいや、ファンの皆さんは暑い中最後まで待ってくださっていたので…!いろいろと声を掛けていただきました。

——そういえば、この時のウィナーズサークルには"猫耳ポーズ"をとった、通称"まにゃみん"が現れたと話題でしたね。

猫耳ポーズ、初めて知りました(笑)

★

まにゃみん PN.あやぴさんご提供

——PN.あやぴさんから「まなみん3日間開催お疲れ様でした、15日の最終レースの後、私の無茶な要求に応えてくださりありがとうございました😭猫耳ポーズ可愛かったです♡」というメッセージをいただきました。

ありがとうございます!(笑)。猫耳ポーズ教えていただきました。先週月曜に住之江競艇場に行った時に、記者の方から"シナモンポーズ"を教えてもらっていたんですが、猫耳ポーズまでは知りませんでした…。

——これから勝った後は恒例に…?

機会があれば…(笑)

——先週末関連でファンの方からもう1通メッセージがありました。PN.づかさんから「土曜日のチャレンジCが終わって競走馬が検量室前に帰ってくる時、珍しくまなみ騎手が人々の間を縫うように全力で走ってました(笑)」というメッセージですが、これは出走したカネフラの出迎えですかね?

★

PN.づかさんご提供

そうですそうです!土曜日は最終レースに乗っていて、装鞍があったのでチャレンジCはレース途中からしか見れなかったのですが、レースが終わった瞬間装鞍所からダッシュして戻ってきました。

——エスティヴァリスの新馬戦の時にも応援に行くとおっしゃっていたのを記憶していますが、自厩舎の馬たちはなるべく出迎えに行くようにしているのでしょうか。

そうですね、他のみんなもそうなんですが、なるべく行くようにしています。

——自厩舎の馬たちもまなみ騎手に出迎えられて嬉しいでしょうね。

みんな一生懸命頑張って帰ってきてくれてるんで!無事に帰ってきてくれて嬉しいです。

★

PN.づかさんご提供

——話がだいぶ飛んでしまいました。前開催の話に戻ると、月曜の4R・3歳未勝利では自厩舎エイシンアニーモに騎乗され、2番手からしぶとく伸びるも4着という結果でした。

上手に競馬してくれていますし、最後も一生懸命走ってくれていました。内容的には着実に良くなってくれています。

——1000m通過62.6、いい感じのペースを2番手で流れに乗っていたのを見て、これはいけるのではと勝手ながら思いました。

私も直線向いた時にいけるかなと思っていたんですが…。申し訳なかったです。

★

——エイシンアニーモにはまなみ騎手も7度騎乗され、落馬もあったり僅差のレースがあったり、色々あっただけにより気持ちが入るレースだったのではないでしょうか…。

そうですね、色々勉強させてもらいました。アニーモは未勝利ですが、このまま中央に残って1勝クラスに挑戦することになりそうです。また乗せていただけるかもしれません。

——そういえばまだ自厩舎恒例のニックネームと、どんな性格か伺っていなかった気がします。

普段は"アニー"って呼んでいます!馬房では少しツンデレで可愛らしい子です。普段はおとなしいのですが、角馬場では急に口が利かなくなったりする、ちょっと難し目ボーイです。この子も西岡さんが矯正してくださっています。

★

——西岡さん大活躍ですね。

西岡さんがいないと大変なことになります(笑)

——先週末はヒヤっとするシーンもありました。日曜の阪神3R・3歳未勝利では、騎乗していたザンクトガレンに、返し馬で2度振り落とされるというアクシデントがありましたね。

これはもう私が悪いです…。前走乗っていた(川端)海翼に何かクセがあるか聞いたところ「何もないです」とは聞いていたんです。

跨った後もそんなに悪いこともせず、チャカチャカする普通の女の子だなと思っていたのですが…。走り出してから2回落ちてしまって、これは落ちた私が悪いです。

★

——同じところでもう一度振り落とすというケースは記憶にありません。

私も初めてでしたね。落ちた私が一番悪いのですが、賢い子なのか2回とも帰る方向に行ったあたり帰りたがっていたのかもしれません。

——レースでも気を抜くと飛んでいってしまうのではないかという挙動でしたね。

スタートしてから内に行こうとしたら、ラチにぶつかっていきそうになる動きで、それもあって内ラチのほうに近づけられませんでした…。

★

——人馬ともにご無事で何よりでした。

そうですね、最後の未勝利だっただけに申し訳なかったです。

阪神競馬場で更なる勝ち星上積みへ!

——今週末も土日は阪神競馬場で騎乗され、土曜2鞍、日曜3鞍の計5鞍に騎乗予定です。いつものように実戦、追い切りで騎乗経験ある馬を中心に伺いますが、土曜の7R・3歳上1勝クラスではサトノクロシェットと昨年5月末のデビュー戦以来のコンビ結成となります。

そうですね、久々に乗せていただきます。馬自身精神的に成長してくれている感じがありますし、だいぶ追い切りに動けるようになってくれています。今回はブリンカーを着けるようですが、うまく流れに乗れたらなと思います。

——前走は小倉芝2600mでした。今回は一気に距離が詰まりますね。

阪神の馬場もまだいいですし、ブリンカーも着くので淡々と行ければなと思います。一生懸命走ってくれる子なので、マイルもいいかもしれません。

★

PN.ヨシヒデさんご提供

——この日の12R・3歳上2勝クラスでは"グッさん"こと自厩舎グランキングオーに騎乗されます。前走も逃げ粘り3着だっただけに、より力が入りますね。

前走は本当にいい競馬をしてくれました。53kgと減量もつくので、再度積極的な競馬ができればなと思っています。

——今回は同型のオーシンハーフがいます。このあたりがポイントになりそうでしょうか。

そうですね、ただ砂を被らなければ番手でもいい子なので、そこは潰しあいが起きないよう、うまくグッさんのペースで運べたらなと思います。

★

PN.ヨシヒデさんご提供

——平場になる分53kgで出走できるのはプラスになりそうですね。

53kgでいけるのはプラスになると思います!

——ちなみにこの中間の状態面は伺っていますか?

特に伺ってはいないのですが、担当の林さんがスゴく上手に調整してくださっているなと感じています。

★

——翌日の阪神競馬に話を移し、8R・3歳上1勝クラスのブラックドレスは4戦連続、9度目のコンビ結成となりました。

ブーちゃんは砂を被らないほうが理想的なので、うまく砂を被らないように進めたいですね。

——近走に比べて逃げ先行馬が少ない印象のあるメンバー構成です。

ブーちゃんにとってはいいんじゃないかなと思います!

——ブラックドレスもブーちゃんなのですね。

そうなんです、"ブーちゃん"と呼んでいます。ブレイジングスターもブーちゃんなので、"ブーちゃん"は多いです(笑)

★

——この日の最終レースとなる12R・3歳上2勝クラスのディクレアブルームは、まなみ騎手を背に1勝クラスを勝ち上がりました。これが半年ぶりの実戦となります。

すごく優等生の女の子という印象で、少し揉まれ弱いところがあるだけに勝った時と同様揉まれない形で競馬したいです。

——状態面については何か伺っているでしょうか?

特に伺ってはいないですね。久々に乗れるのが楽しみです。

同期の仲良し・小沢大仁騎手登場!

——第4弾となりました、"まなみトーーク!"、コラム2周年記念のゲストのご紹介をお願いいたします。

まなみ騎手(以下まなみ):はい!同期の小沢大仁さんです(笑)

小沢大仁騎手(以下大仁):お願いします!

★

——今年活躍が目立つまなみ騎手の同期・小沢大仁騎手ですが、以前よりまなみ騎手が「ザワはいいヤツなんです」と伺っておりました。

まなみ:超いいヤツです!

大仁:たぶんそれは僕のことを知らないだけ(笑)

——誰か特定の方だけに言われるならまだしも、全員、しかも坂井瑠星騎手のような先輩ジョッキーからも言われるというのはスゴいことだと思います。

まなみ:みんな言います!全員いい子だって言うんです。

大仁:それは世間にバレてないだけ(笑)

★

——ファンの方から多かった質問が「"いいヤツ"とのことですが、具体的にどんなエピソードがありますか?」というものでした。

まなみ:まず根が優しいんです!温厚ですし、自分を持っているんですよ。でも周りにも合わせられますし、一言でまとめるとめっちゃ優しい。

大仁:そうみたいですね。

まなみ:そうみたいですね(笑)

——まなみ騎手も大変いい方だなと普段の取材から感じております。

まなみ:あ、私?ありがとうございます(笑)

大仁:永島の悪口を言ってる人は見たことも聞いたこともない。

まなみ:…これ、しっかり書いておいてください(笑)

★

——小沢騎手のご出身は愛知県の瀬戸市、瀬戸焼や将棋の藤井聡太七冠の出身地でも有名ですね。

大仁:そうですね、瀬戸物とかも有名なところで、中京競馬場までは車で1時間くらいというところです。そんなに近くはないんですが。

小学2年生の時にたまたま競馬場の無料入場券をもらって、家族みんなで競馬場に行ってみようとなったんです。それが騎手を目指すキッカケでした。

——家の隣が競馬場というまなみ騎手とは真逆ですね。まなみ騎手は阪神競馬場のジョッキー育成チームであるJドリーマーズ出身ですが、小沢騎手も乗馬をされていたのでしょうか。

大仁:中学3年生の時に中京競馬場の乗馬苑に通い出したんです。

まなみ:中学3年生のスタートとなるとだいぶ遅いほうだ。だから凄いと思う。普通みんな小学5年生くらいからやってるから。

大仁:同期は僕以外みんな小学生から乗馬やってたもんね。

まなみ:ザワだけでしたね、中学3年生から乗馬を始めたのは。その状況から競馬学校に受かるのは凄いと思う。

大仁:いやいや、運が良かったと思う。

まなみ:試験官の皆さんが「いいヤツだな」と見抜いたのかもしれない(笑)

★

——無事競馬学校に37期生として入学されたわけですが、PNころさんからのご質問です。「まなみちゃんは小沢くんと初めて出会った日のことを覚えていますか。またその時のお互いの第一印象はどうでしたか」というメッセージをいただきました。

大仁:初めて出会った時かぁ。俺覚えてるかもしれない。

まなみ:初めて会ったのはたぶん中学生の時の四場大会(関西・近畿圏の乗馬少年団が会す大会)なんだよね。合格発表が終わった後でザワに会って、名古屋の子なんだぁという感想があった。

大仁:あの四場大会は僕も出たけれど、めっちゃ低い障害を飛んでて。松本(大輝)くんとか同期のみんながでかい障害飛んでて、この人たちと一緒にやるんや…と思った。

まなみ:松本くんは栗東の少年団入ってたしね。

大仁:みんなとはレベルが違い過ぎた。

★

まなみ:初めてちゃんと話したのは秋の合格者オリエンテーションの時かもしれない。試験の時は印象にないから。

大仁:試験の記憶はないな。自分のことに精一杯過ぎて、周りが見えなかった。ただオリエンテーションの帰り道、駅で京成線の電車を一緒に待ってたのを覚えてる。2人とも両親と一緒にいて。

オリエンテーションの時は誰もしゃべらなかったじゃん?お互いのことも分からないし。競馬学校はピリピリしているのかなと思っていたところで、これから仲良くやっていけるのかなぁと思っていたところだった。

まなみ:それは私も思った。まだ古川(奈穂)さんもいなくて、女子1人だったし。

——以前まなみ騎手は小沢騎手と席が前後だったとおっしゃっていましたよね。

まなみ:そうなんです。席番は名前順で、ザワの"お"と私の"な"の間に誰もいなくて。オリエンテーションの時から前後。

第一印象はもう、雰囲気からして優しい男の子って感じ(笑)。入学してからもザワに頼りっぱなしというわけではないけれど、「ザワこれどこ行くの?」とか聞いていた覚えがあります。

少しずつ縮まっていった37期の距離間

——PN.くまモンさんから「まなみさんは同期でも◯◯くん、古川さん呼びの中、大仁さんだけは"ザワ"呼びなんですが、そう呼ぶようになった経緯は何でしょう?」というご質問がありました。

大仁:最初は"小沢くん"って呼んでたよな?

まなみ:そう(笑)。今でこそ"ザワ"だけど、競馬学校を卒業するくらいまで"小沢くん"だったと思う。

大仁:みんな"永島"って呼ぶ中で、永島は当時からずっとみんなにくん付け、さん付け。

まなみ:気づいたら"ザワ!"だった(笑)。さん、くん付けしないのはザワと沼(水沼元輝騎手)だけ(笑)

大仁:いつからそう呼ばれるようになったのか分からないな。でもたぶん(横山)琉人と(永野)猛蔵が仲良くて、2人が「ザワ」と呼び始めたんだよね。

まなみ:私がそれをマネしてますわ、勝手にパクった(笑)

★

——席順が違ったらここまで仲良くはなっていなかったのでしょうか。

まなみ:でもみんなおのおのキャラが強いというか、個性が強い中でザワがダントツで優しかったから、席が離れていたとしてもザワに色々聞きに行っていたと思う。みんな最初はツンツンしてた(笑)

大仁:みんなツンツンしてる中、こっちは乗馬経験が浅いからツンツンできなかったのはあると思う(笑)。1年生の頃は静かに過ごしてた。

永島は当時からあまりしゃべるタイプじゃなくて、物静かだなぁというイメージ。でも普通にしゃべりかけて色々話してましたし、優しい人だなと。

——入学の前年11月の合格者オリエンテーションの時にはもう仲が良かった、というわけではないのですね。

まなみ:そうですね。松本くん、あと西谷(凜元騎手)くん、横山(琉人)くんはジュニアチームだったから面識あったみたいだけど。当時は怖かった。

大仁:めっちゃ覚えてるのは入学するかどうかの時にトイレに行った時に松本が隣にきて、その時挨拶したら無視されて(笑)。松本もいいヤツなんだけれど、当時は尖ってて。

まなみ:最初尖ってた(笑)

★

大仁:無視された時に「うわ、きっつ」ってなった。この環境で3年間頑張るのか…って。

——まなみ騎手は同期だと古川奈穂騎手や小沢騎手と仲がいいと伺っています。小沢騎手は同期だと特にどなたと仲がいいのでしょう。

大仁:競馬学校の時は琉人や猛蔵とずっと一緒にいましたね。特に猛蔵はほぼ毎日一緒にいました。

まなみ:セットだった(笑)

大仁:一時、毎日お互いにマッサージしあいっこしてたもんね。

まなみ:これ付き合ってますね(笑)

大仁:そんな変な意味じゃない(笑)

まなみ:2人はめちゃくちゃ真面目で努力家。絶対にジョッキーになるという感じでトレーニングに全力を注いでた。自分に厳しい2人でストイック。凄かったもんね。

★

——PN.くろくもさんから「同い歳のおふたりの活躍にはいつも刺激をもらっています!競馬学校ではまなみんが数少ない女子として入学したと思いますが、他の男子たちとはすぐ仲良くなれたのでしょうか?」というご質問をいただきました。

大仁:最初時間掛かったんちゃう?

まなみ:それこそザワが最初。なんなら2年生夏のトレセン実習に行くまで、ザワ以外の男子相手だとぎこちなかった気がする。話すんだけれど、自分からガツガツ話しかけるようなことはなかった。

大仁:男子も自分たちから永島に声をかけにいくような感じでもなかった。

★

——小沢騎手からすると、同級生の女子であるまなみ騎手に最初話しかける時に緊張などはなかったのでしょうか。

大仁:毎日一緒に過ごしてた同期なので緊張はないです(笑)。男子は男子で仲良いグループでワイワイしてたから、話しかけにくいというより話すタイミングがなかった感じでしたね。

まなみ:だから古川さんが同期になった時にすごくありがたかった。心の支え。

大仁:はたから見ていても永島のことすげぇなって思ってたもん。自分のことだけで精一杯なのに、よく女の子ひとりで頑張ってるなって思ってた。

まなみ:…これも書いておいてください(笑)

※個性強めな競馬学校37期生の日常について語りつくす、小沢騎手とまなみ騎手の対談第2弾は来週26日金曜に公開予定です!

★

いつも永島まなみ騎手コラム"まなみの学び"をご覧いただきありがとうございます!コラム開始2年1か月、ここまでまなみ騎手に色々な質問に答えていただきました。

"ファンの皆様と共に歩む"コラムとして、これからもファンの皆様の質問を幅広く頂戴し、ご本人に聞いていこうと思っております。

競馬に関すること、そして日常生活について、永島まなみ騎手にこれだけは聞いてみたい!ということをぜひご応募ください。頂いたご質問、メッセージは上記のようにご本人に届けさせていただきます。

すべてのご応募はメールにて受け付けております。メールの件名に「まなみ騎手へ」、本文にお名前(ペンネーム)を記載の上、以下のアドレスまでご質問をお願いいたします。皆様ぜひご投稿よろしくお願いします!
manami_nagashima@keibalab.jp