【オールカマー】「庭」の中山では譲れない!完全復活の時、来たる

中山での好走実績が豊富なコスモキュランダ

中山での好走実績が豊富なコスモキュランダ


昨年の有馬記念を制したレガレイラの登場で盛り上がる今年のオールカマー(G2、中山芝2200m)。ココをステップにした馬が、次走以降の大舞台でどんな走りを見せてくれるか楽しみなところです。

トリッキーなコース形態から、中山競馬場は巧者が出やすい競馬場と言われていますが、2200mで行われるこのレースも例外ではありません!

▼中山芝2200m重賞で複数回馬券圏の馬
●コスモキュランダ
25年 アメリカJCC3着
24年 セントライト記念2着

●レーベンスティール
24年 オールカマー1着
23年 セントライト記念1着

●ボッケリーニ
24年 アメリカJCC2着
22年 アメリカJCC3着

●ローシャムパーク
23年 オールカマー1着
22年 セントライト記念3着

●ウインキートス
22年 オールカマー3着
21年 オールカマー2着

●ラストドラフト
21年 アメリカJCC3着
20年 アメリカJCC3着

●ステイフーリッシュ
20年 オールカマー3着
20年 アメリカJCC2着

※直近5年のデータによる

中山芝2200mで行われる重賞は、オールカマーとセントライト記念、年明けのアメリカJCCの3レースですが、2020年以降この3重賞で2回以上馬券圏内に好走した馬がなんと7頭もいます。

いわゆる「リピーター」で、この舞台の重賞で好走した経験のある馬は人気の有無にかかわらず、マークしておく必要があるでしょう。

今回の出走馬のうち、中山芝2200m重賞で馬券に絡んだことのある馬はクロミナンス、コスモキュランダ、リカンカブールの3頭。

その中で推奨したいのはコスモキュランダです。

3歳春には弥生賞を勝って皐月賞で2着。昨秋はセントライト記念2着のあと、菊花賞と中日新聞杯では着外に敗れましたがアメリカJCCで巻き返し3着。勝てはしませんでしたが、得意の中山で健在をアピールしました。

近2走は大阪杯8着、札幌記念10着とらしくない走りが続いていますが、関西圏への遠征と初めての北海道遠征で、普段使用しているプール調教ができなかった点が影響したのかもしれません。

美浦に戻ってからは、いつものプール調教を取り入れられて、最終追い切りでも機敏な動き。状態面は間違いなく今年に入って一番でしょう。

過去の中山芝2200重賞リピーター7頭のうち、セントライト記念→アメリカJCCを連続好走したのはこのコスモキュランダのみ。最も得意な「庭」である中山競馬場で悲願のG1制覇へ向け、今こそ完全復活の時です!

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