【アイルランドT】黄金枠の法則!速い上がりで馬券圏内に突入せよ

自慢の強烈な末脚で初タイトルを狙うボンドガール

自慢の強烈な末脚で初タイトルを狙うボンドガール


3日間開催の中日を飾るアイルランドトロフィー(G2、東京芝1800m)。昨年まで10月に行われていた「府中牝馬ステークス」が本レースに該当します。少々複雑ですが、過去の府中牝馬Sの傾向が参考になるのは、予想する上で心強い点です。

その中で浮かび上がってくる今回のカギは、“4枠のキレる脚”を持つ馬です!

以下のデータをご覧ください。

▼4枠の着順別成績(過去5年)
[3-1-1-4] 複勝率55.6%

24年3着 マスクトディーヴァ 33.3(4位タイ)

23年2着 ルージュエヴァイユ 32.7(2位)

22年1着 イズジョーノキセキ 33.3(1位)

21年1着 シャドウディーヴァ 33.1(1位)

20年1着 サラキア 35.7(1位)

ご覧の通り、4枠は出走馬の半数が馬券に絡む絶好枠となっています。 また、いずれも差し脚質で速い上がりを繰り出しているのが共通点。鋭い末脚を使えるかどうかが、この枠の最大のポイントです。

今回4枠に入ったのは、前走の関屋記念で激闘を繰り広げた2頭。カナテープはこれまで勝ち切れないレースが多かった馬ですが、6月の府中牝馬Sで2着に入り、前走で念願の重賞初制覇。追込だけでなく好位からも競馬ができる自在性が武器で、今回も人気を集める1頭でしょう。

一方、前走惜しくもクビ差で敗れたボンドガールは、早い時期から注目されながらも重賞2着が6回と、あと一歩届かない戦いが続いています。それでも強烈な末脚は折り紙付きで、4枠の好走傾向にもっとも当てはまる存在と言えます。

黄金枠に入ったこの2頭が再びしのぎを削るのか、それとも新興勢力がタイトルを奪い飛躍を遂げるのか。リニューアル初年度のアイルランドTから目が離せません!