【秋華賞】出走馬格付けバトル!樫の女王が2冠をつかみ取るか、乙女たちの反撃か

オークスに続く牝馬2冠目を狙うカムニャック

オークスに続く牝馬2冠目を狙うカムニャック


G1に出走予定の有力馬を項目別に格付け!

今回は10月19日(日)に行われる秋華賞(G1、京都芝2000m)を「格」、「距離適性」、「京都コース実績」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。

※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。

▼格トップ3
1位 カムニャック(5P)
→オークス(G1)1着、ローズS(G2)1着

2位 エンブロイダリー(3P)
→桜花賞(G1)1着、クイーンC(G3)1着

3位 ケリフレッドアスク(1P)
→紫苑S(G2)1着、スイートピーS(L)3着

1位はオークス馬カムニャック。前走のローズSでは、4コーナーで不利を受けながらも安定感ある走りを見せ、改めて実力の高さを示しました。

2位は桜花賞馬のエンブロイダリー。稍重で行われた桜の舞台を直線鋭く抜け出した末脚は世代屈指と言えるでしょう。牝馬2冠を目指し、打倒カムニャックなるか注目です。

3位は、近5年で4頭が本番でも馬券に絡んでいる、紫苑Sを逃げ切ったケリフレッドアスクがランクイン。

▼距離適性トップ3(芝1800m以上)
1位 カムニャック(5P)
→[4-0-0-0]勝率100%

2位 カネラフィーナ(3P)
→[3-0-0-0]勝率100%

3位 セナスタイル(1P)
→[2-0-1-0]複勝率100%

今回の距離適性評価は、2000m経験馬が少ないため1800m以上を対象としています。

1位は格部門でも登場したカムニャック。4勝のうち2000mで2勝を挙げており、特にフローラSを制した実績からも、メンバー中で最も距離適性の高い1頭と言えるでしょう。

2位はカネラフィーナ。近2走はいずれも2000mで快勝しており、その勢いのまま本番へ挑みます。3位はキャリア3戦ながら、2000mで負けなしのセナスタイルがランクインしました。

▼京都コース適性トップ3
1位 パラディレーヌ(5P)
→[2-0-1-0]複勝率100%

2位 ビップデイジー(3P)
→[1-1-0-0]連対率100%

3位 ヴーレヴー(1P)
→[2-0-0-1]複勝率66.7%

京都コースの経験馬は少ないため、今回は2戦以上の実績を持つ馬を対象にランク付けしました。

1位は京都で行われたレースすべてで馬券内に入っているパラディレーヌ。オークスでは0.3差の4着と健闘しており、得意舞台でのタイトル奪取を目指します。

2位は2戦とも連対のビップデイジー。昨年の阪神JFでは惜しくも2着でしたが、勝ち馬アルマヴェローチェはクラシックで連続2着に入った実力馬。その点を踏まえると、この馬の評価も高まるでしょう。

3位はエルフィンSでカムニャックを退けて勝利した実績を持つヴーレヴー。京都替わりで再び存在感を示す可能性があります。

▼総合トップ3
1位   カムニャック(10P)
2位   パラディレーヌ(5P)
3位タイ エンブロイダリー(3P)
3位タイ カネラフィーナ(3P)
3位タイ ビップデイジー(3P)

圧倒的なポイント差をつけたのはオークス馬カムニャック。牝馬クラシック2冠目獲得に不安要素はありません!

2位にはコース適性が強みのパラディレーヌ。春の雪辱を果たすかに注目です。一方で3位は3頭が並ぶ接戦模様。いずれも強調材料があるだけに、馬券での取捨が悩ましい一戦となるでしょう。

牝馬三冠の最終章。各馬のポテンシャルがぶつかり合う決戦の行方に注目です!