【福島記念】重賞最強データ!昨年の再現なるか?荒れるハンデ戦で息を吹く“底力の血”

2度目のタイトルを狙うコガネノソラ

2度目のタイトルを狙うコガネノソラ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回は秋の福島開催最後を飾るハンデ重賞、福島記念(G3、福島芝2000m)の重賞最強データを発表します!

▼福島芝2000m最強データ
【騎手1位】戸崎圭太 [7-7-6-12]
勝率21.9% 複勝率62.5%

【厩舎1位】牧浦充徳 [4-1-0-4]
勝率44.4% 複勝率55.6%

【血統1位】ゴールドシップ [7-9-4-72]
勝率7.6% 複勝率21.7%

※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る

騎手部門1位は戸崎圭太騎手。中でも注目したいのが複勝率で、このコースで20回以上騎乗している騎手のうち複勝率6割超えは戸崎騎手ただ1人。群を抜く成績で圧倒的な信頼度を誇ります。

今回コンビを組むのはクリスマスパレード。近走は着順を落としていますが、実は芝2000mでは1度も掲示板から外れたことがなく、安定した成績を残しています。初の福島競馬場にはなりますが、得意の右回りで2度目の重賞制覇も大きく期待できます。

厩舎部門1位は牧浦充徳調教師。出走回数は9回と少ないですが、連対率は5割超え。出走した馬のうち半数以上が2着以内に入っていることを圧巻の数字が示しています。

今年送り出すのはエコロヴァルツ。前走の天皇賞秋では11着に敗れたものの、同じく先行の策をとった馬は軒並み馬群に沈んだように、展開が向かなかった印象。過去にG1の舞台でジャンタルマンタルに0.1秒差まで迫っての2着という実績からも、その実力はメンバーの中でも傑出しているでしょう。

血統部門1位はゴールドシップ。集計期間内の出走数は2位のハーツクライを大きく引き離す92頭と母数が多く、昨年の福島記念でも産駒フェアエールングが6番人気で2着に入るなど、福島芝2000mでは相性の良さが光ります。

今年の参戦馬はコガネノソラ。牝馬重賞で堅実に走ってきた一方、今回は牡馬との力比べ。荒れやすいハンデ戦でどこまで存在感を示せるか注目です。