【訃報】三冠牝馬ジェンティルドンナ、死去

女傑の名をほしいままにしたジェンティルドンナ

女傑の名をほしいままにしたジェンティルドンナ


11/25(火)にG1・7勝を挙げた名牝ジェンティルドンナ(牝16歳)が死去したと、サンデーサラブレッドクラブから発表されました。

2011年にデビュー。翌12年のクラシックでは、後にG1馬となるヴィルシーナを、桜花賞、オークス、秋華賞すべてで打ち破り、牝馬三冠を達成。

その後もジャパンカップ連覇や、海外G1ドバイシーマクラシックを制覇。そして引退レースの有馬記念では、有終の美を飾るなど、通算G1・7勝。まさに競馬界を牽引する存在となりました。

また、22年エリザベス女王杯を制したG1馬ジェラルディーナを輩出するなど、繁殖牝馬としての功績も残しています。

多くの名場面を生み出した“貴婦人”の姿は、これからも競馬史に永く刻まれることでしょう。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

  • ジェンティルドンナ
  • (牝16、栗東・石坂正厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ドナブリーニ
  • 母父:Bertolini
  • 通算成績:19戦10勝
  • 重賞勝利:
  • 14年有馬記念(G1)
  • 14年ドバイシーマC(G1)
  • 13年ジャパンカップ(G1)
  • 12年ジャパンカップ(G1)
  • 12年秋華賞(G1)
  • 12年優駿牝馬(G1)
  • 12年桜花賞(G1)
  • 12年関西TVローズS(G2)
  • 12年日刊スポシンザン記念(G3)