【ジャパンC】外す理由ゼロ!数字が後押しする“異次元の名手”

圧巻の成績を残し続けているルメール騎手

圧巻の成績を残し続けているルメール騎手


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回は最強馬が一堂に会するジャパンカップ(G1、東京芝2400m)の重賞最強データを発表します!

▼東京芝2400m最強データ
【騎手1位】C.ルメール [34-19-5-23]
勝率42.0% 複勝率71.6%

【厩舎1位】堀宣行 [9-5-8-29]
勝率17.6% 複勝率43.1%

【血統1位】ドゥラメンテ [15-12-13-49]
勝率16.9% 複勝率44.9%

※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る

騎手部門1位はC.ルメール騎手。勝率は42%、複勝率に至っては驚異の7割超えで、誰もが「やっぱり」と頷く圧巻の数字を記録。この舞台における安定感は別格で、まさに東京2400mの王と呼べるほど。

そのルメール騎手が騎乗するのが3歳馬マスカレードボール。天皇賞秋ではG1史上最速となる上がり32.3秒で豪快に差し切りV。ダービーは0.1秒届かず惜しい2着でしたが、東京2400mで見せたパフォーマンスは一級品。今回はダービー馬クロワデュノールとの再戦ですが、成長著しい今なら、春以上の勝負が期待できます。

厩舎部門1位は堀宣行調教師。管理馬を繰り返しこの条件に使うことが多く、複勝率は43%超。また、青葉賞2着ファイアンクランツ、一昨年のダービー馬タスティエーラなど、管理馬がこの舞台の重賞で力を示してきました。

今年はシュトルーヴェタスティエーラダノンベルーガの3頭が出走ですが、なかでも注目はタスティエーラ。超スローの天皇賞秋では持ち味を出せませんでしたが、クラシックを制した得意舞台で3つ目のG1タイトル獲りに挑みます。

血統部門1位はドゥラメンテ。大舞台で走る産駒が多いドゥラメンテは、この条件でも強力。昨年はドゥレッツァが2着、一昨年もリバティアイランド、スターズオンアースが馬券に絡むなど、産駒のコース適性の高さが際立ちます。

今年の該当馬は2頭。昨年2着から巻き返しを狙うドゥレッツァ、そして騎手部門でも名前の挙がったマスカレードボール。いずれも血統面の後押しも受け、どこまで好走できるか注目です。