【ステイヤーズS】39年ぶりの牝馬V!ホーエリートがステイヤーズS制覇!

初距離で初重賞制覇を果たしたホーエリート

初距離で初重賞制覇を果たしたホーエリート


12月6日(土)、5回中山1日目11Rで第59回ステイヤーズS(G2)(芝3600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・ホーエリート(牝4、美浦・田島俊厩舎)が道中先団を追走し、直線では馬群の間から力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは3:47.2(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・マイネルカンパーナ(牡5、美浦・青木厩舎)、3着にはハナ差で1番人気・クロミナンス(牡8、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。

勝ったホーエリートは3度重賞で2着になっているものの重賞制覇とまでは至らなかった。しかし、自身初となる3600mに対応して重賞タイトル戴冠となった。

また、86年シーナンレディ以来となる牝馬によるステイヤーズS制覇となった。

馬主は吉田晴哉氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム

1着 ホーエリート(戸崎圭太騎手)
「最近スタートも出て、ポジションも作れると思っていました。いいポジションで競馬出来たと思います。リズムは良く、折り合いもついて手応えはよかったです。進路はどこが開くかなと余裕を持って考えられるほど、手応えがありました。

重賞2着が続いていたので、ここで勝つことができてよかったです。牝馬でこのレースを勝って、素晴らしい馬だなと思っています」

2着 マイネルカンパーナ(津村明秀騎手)
「もう少しでしたね。いいところにつけられて、道中の折り合いも付きました。4コーナーでもっとスッと動けていたらというところ。ここにきて馬は力をつけてきていますね。長い距離の適性もあります」

3着 クロミナンス(ルメール騎手)
「残念でした。ペースが遅かったです。直線までの手応えは良かったが、広いペースが開かなかった。最後差は詰めましたが、仕方ないですね」

4着 ブレイヴロッカー(荻野極騎手)
「本当は壁を作っていきたかったが、それが出来ず力みながら走っていました。それでも最後いい反応を見せてくれた。この距離もいいですね」

5着 ワープスピード(菅原明良騎手)
「調教から調子は良さそうで、ゲートも出ましたし、道中もハミとってやる気満々でした。ここ最近は結果が出ていませんでしたが、まだまだ走れることがわかりました。よかったです」

  • ホーエリート
  • (牝4、美浦・田島俊厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:ゴールデンハープ
  • 母父:ステイゴールド
  • 通算成績:15戦3勝
  • 重賞勝利
  • 25年ステイヤーズS(G2)

ホーエリート
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