【阪神JF】前兆は土曜にあり。阪神を揺らした騎手が更なる混沌へいざなう!

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土曜阪神で波乱をもたらしたF.ジェルー騎手

土曜阪神で波乱をもたらしたF.ジェルー騎手


最新トレンドが丸わかり!土曜のレース傾向をもとに、阪神JF(G1、阪神芝1600m)の注目馬を紹介します!

大一番を明日に控えた阪神競馬場。その舞台で一際輝きを見せたのは現在短期免許で来日中のF.ジェルー騎手

ジェルー騎手は土曜日に全6鞍に騎乗。成績は(0-1-2-3)と決して絶好調というには物足りない成績となっています。しかし、対象レースを芝に限定すると(0-1-2-1)と超安定感のある成績を叩き出しているのです。

さらに注目したいのは騎乗馬の人気。最高人気が6人気と決して恵まれた馬質とは言えません。しかし、その中でも芝レースでは活躍が著しく、3Rでは10人気を3着に導き、波乱の立役者となりました。

また、土曜日のメインレースであるリゲルS(芝1600m)では、6人気のダノンエアズロックに騎乗。シヴァースの猛追をクビ差で凌ぎきって馬券圏内を確保し、高配当を演出しました。

そんなジェルー騎手が阪神JFでコンビを組むのは、アンヘリータス。土曜夕方現在、17人気と超大穴の扱い。ワイドでもすべての組み合わせで万馬券となっており、馬券に絡めば間違いなく大波乱を巻き起こすでしょう。

この低評価も、前走のファンタジーSで7馬身離されての12着と大敗した影響が大きいと思われます。しかし、道中でスピードに乗れず後手を踏んでしまい、競馬にならないままレースが終わってしまったように見えます。

改めて馬柱を見直すと、これまでは二桁馬番の外枠ばかり。今回が初の内枠となります。ロスなく運べる枠順に加え、土曜日に穴をあけ続けたジェルー騎手の手綱捌き。一発巻き返しがあっても不思議ではありません。

重賞馬不在で混戦模様の2歳女王決定戦、このコンビが大荒れの結末を呼び込むかもしれません。