【朝日杯FS】阪神JFとはココが違う!データとレース番組から読み解く「勝ち馬の資格」を満たした有力2頭

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23年の覇者にして現マイル王ジャンタルマンタル

23年の覇者にして現マイル王ジャンタルマンタル


今週は朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)

先週の阪神ジュベナイルフィリーズと同じ舞台で行われるレースですが、過去の結果を分析していくと、明確な違いが浮き彫りになることを皆さんご存じでしょうか?

まずこの2つのレースの違いは単純に、牝馬限定か否かであること。何を当たり前な…と思われるかもしれませんが、この「牝馬限定戦」かどうかがレースの在り方を大きく変えています。

メンバー構成の違いは「好走脚質」の差に表れています。こちらをご覧ください。

▼阪神JF・脚質別成績(過去10年)
逃げ [1-0-0- 8]勝率11.1% 複勝率11.1%
先行 [3-1-1-33]勝率7.9% 複勝率13.2%
差し [4-6-7-45]勝率6.5% 複勝率27.4%
追込 [1-2-1-47]勝率2.0% 複勝率7.8%


▼朝日杯FS・脚質別成績(過去10年)
逃げ [0-0-1- 8]勝率0.0% 複勝率11.1%
先行 [6-1-2-26]勝率17.1% 複勝率25.7%
差し [2-6-5-47]勝率3.3% 複勝率21.7%
追込 [1-2-1-38]勝率2.4% 複勝率9.5%

※京都開催の24年はデータ除外

阪神JFよりも、朝日杯FSのほうが先行抜け出しの割合が高くなっていることが分かります。

また、阪神JFは牝馬限定戦であるため、有力2歳牝馬が揃って大目標に設定するレース。ゆえに1600mが長すぎる短距離タイプの馬も多く出走します。

そのような短距離馬はスピードに任せて先行した結果、最後に距離が影響して止まってしまうことが多く、結果差し有利の展開になりがち。またそのような展開に乗じて、中距離タイプの馬も追い込めるレースとなっています。

一方、朝日杯FSは牡・牝ともに出走することができますが、基本的には牡馬中心のメンバー構成。

有力な2歳牡馬、特に中距離以上に適性がありそうなタイプは、11月の東スポ杯2歳S、12月末のホープフルSを目指すため、朝日杯FSは距離を意識した「マイル適性が高そうな馬」が揃って出走します。

牝馬限定の阪神JFよりもスピードタイプの割合が高くなることから、先行馬がしぶとく粘り、データとして表れているといっていいでしょう。

狙い目としては「先行して重賞・オープンを勝っている馬」です。アドマイヤマーズ(18年1着)、サリオス(19年1着)、ドルチェモア(22年1着)、ジャンタルマンタル(23年1着)ら近年の勝ち馬は、前走を「4角3番手以内」で回って、重賞制覇していました。

今年の出走馬で、この条件を満たしているのは前走4角2番手から京王杯2歳Sを制した⑩ダイヤモンドノット、前走4角2番手から新潟2歳Sを圧勝した⑬リアライズシリウスの2頭!先行有利の一戦でスピードの違いを見せられるかに注目です!