【中山大障害】走るたびに成長を続けるフェーレンベルク、タフな大障害へ挑む!

この記事をシェアする
初の大舞台に挑むフェーレンベルク

初の大舞台に挑むフェーレンベルク


中山大障害
フェーレンベルク
上野翔騎手

——前走の京都ジャンプステークスは3着でした。レースを振り返ってください。

上野騎手(以下、上):まだ良くなる余地がありそうな感じの仕上がり具合でしたし、初の京都障害コースということもあってどれだけやれるかと思っていましたが、あれだけ走れましたからね。自分がもっと上手に誘導してあげていればまた違ったかもしれませんし、3着とはいえ次に繋がる競馬だったかと思います。

——この中間の調教にも騎乗されていますが、どのような点に気を付けて調整を進めて来られましたか。

上:無理に何かを変えようということではなく、これまで積み重ねてきたことを継続していこう、という感じですね。順調に調整できていることが何よりです。

——12/24(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

上:先々週辺りの追い切りで最初の動きに少し物足りなさを感じたので、最終追い切りではその点の確認をしようと考えていました。イメージしていたより最初から動けていましたし、最後は相変わらず良い動きでした。しっかり良い状態で臨めると思います。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

上:多少上がっていると思います。

——現状で上野騎手が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

上:どんなレース展開になっても、終いしっかり走ってくれるところですね。

——今後の成長を期待しているところは。

上:どこが良くなれば、という訳ではありませんが、乗っていてまだまだ全然成長途上で「もっとしっかりしてきそうだな」「もっと走れるようになってきそうだな」という感じがします。この状況でこれだけの結果を出してきていますからね…。不思議な馬です。

——馬にとって初のJG1挑戦です。大障害コース適性の見通しは。

上:中山で走れているのでそこまでマイナスに働くことはないと思いますが、大障害コースは全くの別物ですからね。やってみないと分からない、というのが正直なところですが「こなしてくれるのではないか」の期待8割です。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

上:チャレンジャーの立場だと思いますし、タフな大障害コースをしっかり走り切れるようにレースをして、強豪相手にどこまで食い下がれるかという競馬をしたいです。