【3歳馬情報】兄は世界のダート王!26年初週から良血馬たちがデビュー!

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新年あけましておめでとうございます。今年も2、3歳馬情報をよろしくお願いいたします。競馬は新たに26年シーズンの幕を開けますが、初週から次の主役候補たちが待望のデビューを迎えます。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬をご紹介。

◆1月4日

●中山芝2000m

インタノン(牡、キタサンブラック×プレシャスライフ、美浦・堀厩舎)
兄ヴェローチェオロ(4勝)、ハーグリーブス(4勝)、姉シーブリーズライフ(3勝)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F82秒1-11秒6と上々の時計をマークしている。

トップオブザライン(牡、ドレフォン×ラスティングソング、栗東・友道厩舎)
姉クィーンズベスト(4勝)、兄エアジーン(3勝)、おじマーティンボロ(新潟記念など)、フレールジャック(ラジオNIKKEI賞)。追い切りはCW6F83秒3-11秒6。鞍上は戸崎騎手の予定。

オービタルピリオド(牡、キタサンブラック×イストワールファム、美浦・奥村武厩舎)
母は4勝。近親ハープスター(桜花賞など)。追い切りはウッド5F69秒8-12秒0。「走りに対して前向きで、稽古はいくらでも動きそう。比較的、体は華奢に映るけど、そのぶん仕上がりは早く、初戦から走れる状態にある」と記者の話。鞍上は石川騎手の予定。

サトノリアファル(牡、ダノンキングリー×レッドマニッシュ、美浦・古賀慎厩舎)
母は2勝。祖母スティンガー(阪神3歳牝馬Sなど)。ウッド6F82秒8-12秒2と、全体時計は上々のタイムが出ている。

●中山ダート1200m

タッチザスカイ(牝、マテラスカイ×ミルフィアタッチ、美浦・高木厩舎)
母は3勝。兄ウシュバテソーロ(ドバイワールドCなど)、おじボールドブライアン(東京新聞杯)。ウッド5F68秒7-12秒2の時計が出ている。

●京都芝1800m

ベラジオヴァレル(牡、ロードカナロア×リリーオブザヴァレー、栗東・上村厩舎)
兄ヴァンキッシュラン(青葉賞)、姉ビヨンドザヴァレー(現5勝、レディスプレリュードなど)。セレクトセール2億900万円(税込)。追い切りはCW6F82秒6-11秒9。「スタミナある母系で、中距離まで保ちそうなシルエット。上同様に切れ味というよりは持久力タイプ」と記者の話。鞍上は岩田望騎手の予定。

フォーチュンライド(牝、エピファネイア×エアワンピース、栗東・福永厩舎)
母は4勝。兄エアロロノア(京都金杯2着)、祖母エアメサイア(秋華賞など)。追い切りはCW6F82秒7-11秒2。「ジョッキーを乗せて本格的に長めに追い切った1週前が上々。古馬相手に食らいつく動きを見せており、素材の良さは確か」と記者の話。鞍上は川田騎手の予定。

◆1月5日

●中山芝1600m

ココナッツコースト(牝、モーリス×カウアイレーン、美浦・木村厩舎)
母は5勝(クイーンS3着)。兄ステイフーリッシュ(京都新聞杯など)、姉マラキナイア(ローズS3着)、おじブラックホーク(安田記念など)、おばピンクカメオ(NHKマイルC)。12月27日の中山マイルの新馬戦を除外となり、ここへ回る予定。ウッド5F68秒6-11秒6の時計が出ている。

デイトナチャンプ(牡、インディチャンプ×プラチナブロンド、美浦・加藤征厩舎)
母は3勝。近親ディアドラ(英GⅠナッソーSなど)、ソングライン(安田記念など)。12月27日の中山マイルの新馬戦を除外となり、ここへ回る予定。ウッド6F81秒4-11秒9の時計をマークしている。

ジンカイト(牡、キタサンブラック×ハニージェイド、美浦・堀厩舎)
母は5勝。姉クォーツァイト(現2勝)。ウッド6F82秒4-12秒0と、全体時計は悪くない。鞍上は佐々木騎手の予定。なお除外となった場合は、翌週の中山マイルの未勝利戦でデビューの可能性もある。

ウインアプローチ(牡、ウインブライト×コスモアクセス、美浦・畠山厩舎)
姉ウインピクシス(クイーンS2着)。1週前の坂路は56秒7-11秒7、2週前の坂路は52秒1-12秒2の好タイムをマークしている。鞍上は松岡騎手の予定。

※現役馬の成績は12月26日現在