【アメリカJCC】混戦を断つ「鉄板データ」発見!前走・菊花賞組から浮上する“アノ馬”に注目

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得意な中距離戦で巻き返しを図るショウヘイ

得意な中距離戦で巻き返しを図るショウヘイ


今週はアメリカジョッキークラブカップ(G2、中山芝2200m)が開催されます。昨年はここを始動戦としたダノンデサイルがその後の飛躍へ繋げるなど、歴史と伝統を持つ名物重賞。

今年は「最強」の呼び声高い明け4歳世代に対し、歴戦の古馬勢が立ちはだかる構図。オッズ割れ必至の混戦ムードですが、そんな迷いを断ち切る強力なデータが存在します。

それが、「前走・京都開催の菊花賞組を狙え!」というもの。

まずは、京都競馬場の改修工事期間を除く、直近の前走・京都菊花賞組の成績をご覧ください。

▼前走「京都開催」の菊花賞組・成績と4角通過順
[1-1-0-2]複勝率50.0%

25年 ビザンチンドリーム(6着)
→菊花賞5着 10番手

21年 アリストテレス(1着)
→菊花賞2着 4番手

21年 ヴェルトライゼンデ(2着)
→菊花賞7着 8番手

21年 サトノフラッグ(11着)
→菊花賞3着 14番手

※過去5年のデータに基づく

サンプル数は少ないながらも、2回に1回は好走しています。このデータをさらに深掘りすると、ある共通項が浮かび上がります。

それは、菊花賞の4コーナーで「8番手以内」につけていたかどうか。

この条件でフィルタリングすると、なんと連対率は100%。過去には19年のAJCC覇者フィエールマンや、18年2着のミッキースワローもこの条件に合致します。

タフな京都3000mの流れを直線に賭けた末脚で好走するよりも、先行して粘れるスタミナと機動力は、開催が進み力の要る馬場となった中山芝2200mにおいて、必須の適性と言えるでしょう。

今年、この「鉄板データ」に該当する菊花賞組はいるのか? 2頭の4コーナー通過順を確認してみましょう。

▼昨年の菊花賞での4コーナー通過順位
ショウヘイ (4番手)

ジョバンニ (16番手)

結果は伴わなかったものの、いつも通りの先行策を見せたショウヘイが、好走条件を完璧に満たしています!

前走の菊花賞(14着)は、適距離よりも明らかに長い3000m戦。大敗の結果には目をつぶれます。今回中山と京都のコースは違えど、京都新聞杯を勝利した、同じ2200mに戻るため、距離短縮は間違いなく大歓迎。加えて、ダービー(2400m)でも3着に好走しているように、中距離戦での底力は世代屈指です。

さらに今回は、鞍上に川田将雅騎手が戻る点も強調材料。勝負気配は漂うどころか、充満しています。

先週の日経新春杯では、同じく前走菊花賞組のゲルチュタールが古馬を撃破して優勝。明け4歳世代の勢いは本物です。ここでも新しい風が吹くのか、それともベテラン勢が貫録を見せるのか。世代の強さを証明するためにも目が離せない一戦になりそうです!