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【きさらぎ賞】当てやすそうで実は難解?小波乱を呼ぶ“昇級馬の条件”とは
2026/2/6(金)
好位追走から2着に入った昨年のリンクスティップ
例年少頭数での開催が多く、今年も9頭立てが予定されているきさらぎ賞(G3、京都芝1800m)。
ただ、少頭数にしては荒れることもあるレースで、一昨年は1→10→8人気、20年は7→4→1人気での決着と、上位人気馬だけで決まるケースはそう多くありません。
そんな一戦で、どんな馬が好走しているのか。まずは前走クラス別の成績を確認していきましょう。
なお、今回扱っているデータは全て、直近5年の京都開催(18~20年、24・25年)をもとにしています。
OP以上 [2-1-2-14]複勝率26.3%
昇級戦 [3-4-3-19] 〃 34.5%
イメージ的には、前走で重賞を経験している馬の方が有利に思えますが、実際には昇級戦となる馬の方が好走率は高いという結果が出ています。
これは3歳の早い時期に行われる重賞ということもあり、キャリアが浅くても成長力や未知の魅力を発揮する馬が少なくない、ということの表れでしょう。
ここで重要なのは、"昇級戦で、どんな馬が好走できるのか"という点。そこで着目したのが、成長度合いを示す指標のひとつである馬体重です。
~439kg[0-0-1-0]複勝率100%
440~459kg[1-1-0-6] 〃 25.0%
460~479kg[1-3-2-3] 〃 66.7%
480~499kg[0-0-0-6] 〃 0%
500~519kg[0-0-0-3] 〃 0%
520kg~ [1-0-0-1] 〃 50.0%
●主な好走馬
25年リンクスティップ 2着(3人気)
19年ダノンチェイサー 1着(3人気)
〃 タガノディアマンテ 2着(6人気)
〃 ランスオブプラーナ 3着(7人気)
母数が極端に少ない439kg以下、520kg以上のゾーンを除くと、複勝率66.7%の顕著な成績を残しているのが460~479kg台の馬。
昨年のリンクスティップは、好スタートから好位で追走、勝ち馬から離されたものの、直線でも最後まで食らいつき2着を確保。19年に至っては、ダノンチェイサーら馬券圏内3頭すべてがこの条件に該当していました。
今年のメンバーで昇級戦となるのは4頭。その中でこの条件に合致するのがストームゲイルです。
ここまで3戦すべて芝1800mを経験し、暮れの阪神で行われた未勝利戦を勝ち上がっての参戦。前走は、それまでとは一転して好スタートから積極的に押して逃げの形を選択し、直線でも粘りに粘ってハナ差の接戦を制しました。
気になる今回のレース運びですが、スタートや他馬の出方次第とはなるものの、前走と同じような形に持ち込めれば、十分に馬券圏内を狙える存在でしょう。
そして、もう1頭注目したいのがラフターラインズ。こちらも当日の馬体重次第では条件に該当する可能性がありそうです。
これまでの3戦すべてで上がり最速をマークし、前走こうやまき賞では後方から32.9秒の鋭い末脚を繰り出して3着に激走。スタート面に課題は残るものの、明確な武器を持つ存在であることは間違いなく、軽視は禁物の1頭です。
当日の馬体重が示す“成長度”にも目を向けながら、昇級組、特に今回紹介した2頭の走りに注目したい一戦です。
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