【愛知杯】データ度外視の狙い撃ち!「左回りの鬼」×「名手」が導く特注馬

この記事をシェアする
思い切った好騎乗が期待できる横山典弘騎手

思い切った好騎乗が期待できる横山典弘騎手


今週は愛知杯(G3、中京芝1400m)が開催されます。昨年から施行条件が大きく変わり、過去のデータが通用しにくい難解な一戦。だからこそ、コース適性と長い直線への対応力がモノを言うレースです。そこで真っ先に注目したいのが、ウイントワイライトです。

▼ウイントワイライトの全成績(上がり3F・全体順位)
26年
1着 節分S(3勝) 33.1(1位)
25年
12着 六甲アイランドS(3勝) 33.9(2位)
1着 精進湖特別(2勝) 32.5(1位)
13着 葵S(G3) 33.4(2位タイ)
1着 1勝クラス 32.9(2位)
1着 新馬戦 36.7(2位)

キャリア6戦で4勝2敗。いまだ底を見せていない同馬ですが、最大の特徴は「典型的なサウスポー」であること。これまで敗れた2戦はいずれも右回りで、左回りの東京コースでは無傷の全勝を誇ります。

特筆すべきは、3走前の精進湖特別で見せた圧巻のパフォーマンスです。道中は最後方を追走し、4角12番手という絶望的な位置取り。それでも直線に入ると、大外一気の末脚で全頭をごぼう抜き。

スローペースに加え、稍重のタフな馬場状態だったにもかかわらず、上がり2位の馬が記録した33.1秒を、0.6秒も上回る、「上がり3ハロン32.5秒」という異次元の鬼脚を繰り出しての優勝。他馬とは次元が違う瞬発力を証明しました。

派手な着差をつけて勝つタイプではないため、視覚的なインパクトは薄いかもしれません。しかし、デビュー当初の逃げ・先行策から、現在は図ったような差し切りまで自在にこなすなど、レースセンスの高さが光ります。また、1週前追い切りでも自己ベストをマークしており、状態面も申し分ありません。

そして今回、舞台設定も大きな後押しとなります。中京コースは初参戦となりますが、得意の東京と同じ左回り。さらに412mの長い直線は、彼女の差し・追込を決めるには十分な条件と言えるでしょう。

加えて手綱を取るのは、先日JRA通算3000勝を達成したレジェンド横山典弘騎手。後方待機から馬の末脚を引き出す手腕に定評があり、この馬の持ち味を最大限に引き出せる存在です。

過去の傾向が掴みづらい新生・愛知杯。持ち前の適性とベテランの妙技で、ウイントワイライトが重賞の壁を打ち破るシーンに期待が高まります。